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田んぼダムについて理解向上を図り、田んぼダムの取組普及・拡大を目指すことを目的として、令和6年10月24日、大和町立宮床小学校で田んぼダムについての出前講座を開催しました。
「田んぼダム」とは、田んぼから排水路に水を落とすための落水ますに、元々の落口より小さい口径のせき板(調整板)を設置することで、大雨の際に田んぼからの排水量を抑制し、農地や市街地の洪水被害を軽減しようという取り組みです。
当日は、1年生から3年生のグループと4年生から6年生のグループに分かれ、グループ毎に講座を開催しました。
講座前半には、田んぼダムの役割についての講義と、模型を用いた水利実験を行いました。実験では、田んぼダムの方が通常の田んぼよりもゆっくと排水する様子を実際に目で見て、田んぼダムの効果を実感してもらうことができました。
講座後半には、大和町から配付されたせき板への絵付け体験が行われ、子どもたちは田んぼの生きものの絵や農家の方へのメッセージ等を描いていました。この絵付けしたせき板は、後日、大和町内の田んぼに設置される予定です。
講座終了後には、子どもたちから、「田んぼの仕事をしている家の人に田んぼダムのことを教えてあげようと思った」「田んぼダムの取り組みがもっと広がっていけばいいなと思った」等の感想の発表があり、田んぼダムの仕組みやその効果について学ぶことができた様子でした。
田んぼダムについての説明を聞きます
模型に水が流れると驚きの歓声が上がりました
せき板への絵付け体験では思い思いに描いていました
田んぼダムや模型実験については、農村振興課のHPをご覧ください。
「普段は田んぼ,時々ダム」田んぼダム実施中!(別ウィンドウで開きます)
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