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令和5年11月10日に、名取市立高舘小学校の5・6年生を対象とした環境学習会を開催しました。
名取市高舘地区の水路では、平成27年度から令和3年度まで、排水機能を高めるための改修工事を行いました。この水路には、改修前から希少な生きものが住んでおり、改修の際に環境や生きものに配慮した工事を行ったことで、現在も希少な生きものが住んでいることが確認されています。
今後もこれらの生きものを守り、豊かな自然環境を維持していくために、生物多様性の大切さについて知ってもらうことを目的として、今回の学習会を開催しました。
学習会では、高舘地区に住んでいる生きものが自然環境の中でどのような役割をしているのか、また、私たちの暮らしとの繋がりや、生きものを守っていくために私たちができることについて説明しました。身近にいる生きものや生きものが減っている原因について子どもたちから意見を発表してもらう際には、子どもたちから積極的に手が挙がり、それまでの説明を踏まえて考えた意見がたくさん出ました。
また、水辺での事故防止を図るため、宮城県農政部農村振興課が作成したため池での事故防止・注意喚起の動画を見てもらいました。
子どもたちからは、「高舘にカワセミはいますか」等の質問や、「今日の話を聞いて、身近な生きものを観察するところから始めてみようと思った」等の感想の発表があり、今回の学習会を通して、高舘の生きものに興味を持ち、生物多様性の大切さについて理解を深めることができた様子でした。
今後も、子どもたちの豊かな自然環境を大切にする心が育まれていくことを期待します。
▲環境学習会の様子
▲地球上で生きものが減っている原因について考える場面では、たくさんの意見が出ました
ため池での事故防止・注意喚起の動画は、農村振興課のHPをご覧ください。
「【ため池事故防止】まもろうね!ためいけルール」動画公開中!
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