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令和5年10月4日に、仙台市立大沢小学校の学童農園田で稲刈り体験が行われました。
この体験は、子どもたちが自ら学ぶ意識や行動を育てることを目的に、仙台市大倉川土地改良区が21世紀創造運動の「総合的な学習の地域活動」として毎年開催しています。
今回稲刈りをした田んぼは、今年の5月に子どもたちが稲の苗を植えた田んぼです。5月に比べて稲は大きく成長し、穂は黄金色に輝いていました。
土地改良区や地域の方々から稲刈鎌による刈り取り方法を教わった子どもたちは、初めは慣れない作業に少し緊張していましたが、慣れるにつれ、刈り取るスピードはどんどん速くなっていきました。刈り終えた後には田んぼを見まわし、最後の1本まで落ち穂を大切に拾っていました。
その後はコンバインによる刈り取り作業を見学し、手刈りとのスピードの違いに驚いた表情を浮かべ、先人の作業の大変さを実感した様子でした。また、子どもたちから「稲を刈り終えた後の株はどうするんですか?」「背の高い稲はどのくらいの高さまで育ちますか?」等の様々な質問も出ました。
刈った稲はコンバインで脱穀し、籾すり、精米した後、大沢小学校で調理をして、みんなで美味しくいただく予定です。また、子どもたちが手作りした米袋に入れて、自宅へ持ち帰ったり、学校近隣の方や学習でお世話になった方々に配布されます。
1年を通じて田植えから稲刈りまで体験することで、米づくりを身近に感じ、農業についての理解を深める貴重な機会になりました。
▲稲の刈り方を教わります
▲少しずつ刈り取るスピードが速くなっていきます
▲最後の1本まで残さずに拾います
▲コンバイン機での稲刈りも見学しました
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