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令和5年5月16日に、仙台市立大沢小学校5年生50名の皆さんと手植えでの田植え体験を行いました。
この体験活動は、児童たちが田植え体験を通じて、農業・農村の多面的機能(※)の大切さを学べるよう、大倉川土地改良区が21世紀土地改良区創造運動の「総合的な学習の地域活動」として毎年開催しており、今年度で18回目の開催となりました。
手作業での田植え方法について説明を受けた児童たちは、慣れない泥に足を取られ、泥だらけになりながら悪戦苦闘していましたが、段々と作業に慣れ、夢中で田植えを楽しんでいる様子でした。
児童たちからは、「想像していたよりも楽しかった」「もっと沢山植えたい」といった感想が寄せられ、農作業の楽しさを実感するとともに、農業の大変さも知ることができ、とても有意義な体験学習となりました。
秋には手作業での稲刈り体験も行う予定です。
※農業・農村の多面的機能とは
農業・農村は、私たちが生きていくのに必要な米や野菜などの生産の場としての役割を果たす以外にも、私たちの生活に色々な『めぐみ』をもたらしています。このめぐみを「農業・農村の多面的機能」と呼んでいます。例えば、水田は雨水を一時的に貯留し、洪水や土砂崩れを防いだり、多様な生きものを育み、また、美しい農村の風景は、私たちの心を和ませてくれるなど大きな役割を果たしており、そのめぐみは、都市住民を含めて国民全体に及んでいます。(農林水産省HP参考)
田植えの説明を受けます
線引き作業を体験
苗を受け取って・・・
田んぼの中へ!
一苗一苗丁寧に植えていきます
段々作業に慣れてきました
残りの苗も植えていきます
田植え作業完了!
土地改良区が果たしてきた役割、機能を改めて見直すとともに、多面的な機能の確保など国民が期待する新たな役割に対し、どのように土地改良区が取り組んで行くか、地域の人たちとみんなで考えることを提案する運動です。
水土里ネットみやぎ(宮城県土地改良事業団体連合会)は、農業用水や農地の管理というこれまでの役割に加えて、自然環境との調和、農村文化の継承、都市と農村の交流など、様々な活動を実施しています。
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