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水田を活用した露地園芸品目導入の手引き (第3版)(PDF:310KB)
水田経営体が所得を確保するために露地野菜を中心とした高収益作物を導入し、水田を活用しながら作付を行うことが必要です。そこで、令和3年に「水田経営体が露地園芸品目の導入を検討する際に使用できる手引き」を作成し、今回は新たな品目として、タマネギ(晩秋播き)、サツマイモ及びブロッコリーの栽培概要等を追記し、第3版としました。
本手引きは、対象の露地園芸品目(ネギ、タマネギ[秋まき・晩秋播き]、キャベツ、加工用バレイショ[専用機借用・専用機購入]、エダマメ、ユキナ、サツマイモ*、ブロッコリー*)の栽培概要資料、経営指標、水稲・大豆等と露地園芸品目を組み合わせた経営モデル、経営シミュレーションシートと、参考資料(補助事業資料等)から構成されています。栽培概要資料には対象品目の特徴、作業内容、時期、必要労働力、収支等が記載されており、導入品目を検討する際に活用できます。経営シミュレーションシートは導入する品目の経営規模(面積)、10a当たり収量、kg当たり単価等を設定することで収益性を検討することが可能です。(*栽培概要資料のみ掲載)
図1栽培概要資料(抜粋)
図2経営シミュレーションシート(メイン画面)と時期別労働時間試算値グラフ
手引きは、宮城県農業・園芸総合研究所情報経営部で電子ファイル(pdf及びMicrosoft Excelファイル)を提供しています。水稲、大豆のデータは、「低コスト大規模水田営農の手引き」(平成29年5月、宮城県農業・園芸総合研究所、古川農業試験場)を参考にしています。肥料費及び光熱動力費の高騰に合わせた経営シミュレーションを行う場合は、シート該当欄の数字を現在の価格に修正することで収益性の検討が可能です。
さらに詳しい内容は「普及に移す技術」第98号(令和5年発行) 「水田を活用した露地園芸品目導入の手引き(第3版)」 をご覧ください。
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