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令和5年7月27日、宮城県養豚研究会(事務局:宮城県畜産試験場)主催による令和5年度第1回研究集会を大崎市図書館にて開催しました。
今回の研究集会では、「宮城県の豚熱対策のこれまでとこれから」をテーマに、3名の講師よりご講演をいただきました。
まず、宮城県家畜防疫対策室の佐久間晶子氏から、宮城県における農場や野生いのししへの豚熱対策および豚熱発生後の防疫対応の流れについて説明いただき、発生から農場の再開まで長い期間を要するため、日頃の飼養衛生管理の更なる徹底により豚熱の侵入防止に万全を期すようお話いただきました。
次に、宮城県仙台家畜保健衛生所の齋藤拓海氏から、県内飼養豚の豚熱ワクチンによる免疫付与状況について説明いただき、中和抗体価を迅速かつ簡易に推測できる「宮城モデル」を活用した、農場のワクチン接種適期の推定について、結果とともに解説いただきました。
続いて、令和3年12月に農場での豚熱発生に対応された株式会社ヒルズの佐藤富男取締役副社長から、豚熱発生時の対応と発生後の取り組みについて講演いただきました。防護柵の設置等、発生以前までの防疫対策について解説いただいた後、農場再開までの実際についてお話いただきました。
畜産試験場種豚家きん部
研究集会の様子
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