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宮城県は,平成22年度からアフリカ・マラウイ共和国にJICA青年海外協力隊員として現職派遣をしています。隊員活動と連携し同国の灌漑技術向上を支援するため,平成23年度からJICA草の根技術協力事業(地域提案型)を活用したマラウイ国農業水利人材育成支援事業を実施しています。
この事業の一環として,平成24年2月27日から3月6日にかけての9日間,マラウイ共和国農業・灌漑・水開発省灌漑局に所属する2名の灌漑技術者を研修員として宮城県に受け入れました。
今回の研修は,草の根事業で最初の大きな活動であり,まず日本・宮城県がどんな所でどんな農業を行っているかを知ってもらうことに重点をおいた研修内容としました。日本における灌漑管理の仕組みやほ場整備事業の概要などの講義のほか,灌漑施設の現地調査,野菜の栽培ハウスの視察などを行いました。また,東日本大震災で被災した沿岸部を訪問し農地・農業用施設の復旧復興の取組状況について視察しました。
研修終盤にはセミナーを開催し,マラウイ側から灌漑農業の事情について説明を受けたほか,平成22年からマラウイへ派遣中の菅野隊員を講師として招聘し,マラウイでの活動報告をしてもらいました。
現地視察状況
建設コンサルタントの職場訪問
ワークショップ手法の研修
セミナーでのマラウイ側からの報告
記念撮影
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