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宮城県では,JICA(国際協力機構)草の根技術協力事業の一環として,9月2日から11日にかけて,友好省である中国吉林省から6名の技術研修団を受け入れました。
平成17年度から3年間,JICA(国際協力機構)草の根技術協力事業を活用し「住民参加型かんがい管理支援事業」として,専門技術者の派遣と技術研修団の受入を行い,吉林省との技術協力を実施してきましたが,平成20年度からは第2期事業として「吉林省参加型灌漑管理組織強化プロジェクト」に取り組んでいます。
この第2期事業では,農民用水戸協会の会員(農家)の資質向上によって施設管理の効率化を図ろうとする吉林省の取り組みを支援するもので,研修制度や施設管理手法などをテーマとした吉林省内各地でのセミナー開催や県内の関係機関訪問,施設見学などを実施しています。
今年の受入研修では,日本式参加型灌漑管理と言える土地改良区の仕組みについて学んでもらうため,県内の各土地改良区を訪問し,職員や組合員である農家から直接話を聴くなどして理解を深めてもらいました。また農業用水の集中管理システムなど,日本の灌漑技術や国営・県営かんがい排水事業の現場も視察しました。
研修員らは「管理が行き届いている」「事業計画が緻密である」「事業採択までの考え方や流れをもっと深く勉強したい」などと語っていました。
劉団長と千葉部長
大崎地域水管理センター
石巻市北方土地改良区での研修
荒砥沢ダム被災現場視察
水土里ネットの概要と補修事業の仕組みについて講義
研修終了式
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