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会期 | 2016年4月12日(火曜日)-6月19日(日曜日) |
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休館 | 月曜日(5月2日は開館) |
料金 | 一般300円(240円)、大学生150円(120円)、小中高生無料。ただし、( )は20名以上の団体料金。 なお、特別展の観覧券をお持ちの方は、コレクション展示もご覧いただけます。 |
当館所蔵の近現代絵画コレクションから90点程度を展示します。
高橋勝蔵
《静物》 1910年
野田英夫
《メリーゴーラウンド》 1937年
洲之内コレクション
松本竣介
《人》 1947年
ジュール・シェレ
《カンキーナ・デュボネ》 1895年
三浦コレクション
アンリ・ド・トゥールーズ・ロートレック
ル・ディヴァン・ジャポネ》 1893年
三浦コレクション
ヴァシリー・カンディンスキー
『響き』表紙
1912年
※4月19日より展示
パウル・クレー
《ホフマン風の情景》
1921年
「新ヨーロッパ版画集 第1集」より
※4月19日より展示
美術館には、展示するだけでなく、作品を保存、管理するという、役割があります。
作品も物質である以上、時間がたてば劣化します。美術館では、そうした作品を長く後世に伝えるために、虫やカビを防ぎ、温湿度、照度、空気の成分にも細心の注意を払って保存の環境を整えています。
しかし材質自体が頑丈でないものもあれば、劣化の進んだ作品が美術館に収蔵されることもあり、そうした作品を安全に展示できるように、また作品のもとの姿を取り戻すためにも、修復は行われます。
今回の特集では、当館が修復した作品のうちの10点を、「光で探る」「生まれ変わらせる」という2つの視点をとおして紹介します。
油彩やテンペラは、絵具を塗り重ねて描くことの出来る技法です。そうした絵では、私たちが表面的に見ているだけでは分からない情報が、画面の中に隠れていることがあります。それを知る方法のひとつとして、人間の眼ではとらえられないX線や紫外線、赤外線といった光を用いた光学調査があります。
高橋由一《宮城県庁門前図》の修復前のX線写真(部分)
作品を展示、保存していくためには、悪い状態を取り除き、改善のための処置をした方がよい場合があります。また美術作品は美的に鑑賞されるものであり、作品そのものの魅力があまりにも損なわれてしまうような変化が生じてしまった場合にも、修復を行うことがあります。
床次正精《松島図》の2回目のワニス除去中の写真
講師: | 当館学芸員 |
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日時: | 4月24日(日曜日) 午後1時- |
5月22日(日曜日) 午後1時- | |
会場: | 1階展示室入口に集合 |
申込: |
お申込みは不要ですが、常設展(または特別展)の観覧券が必要です。 |
宮城県生まれの彫刻家・佐藤忠良による彫刻の代表作や素描を展示します。
当館では、約530点、1万枚以上の国内でも有数の絵本原画コレクションを所蔵しています。
展示室9では、さまざまな作家による絵本原画作品を佐藤忠良の彫刻とともに展示いたします。
今回は、林明子による絵本原画《いもうとのにゅういん》《おでかけのまえに》を紹介します。
佐藤忠良が手がけた彫刻作品とともにお楽しみ下さい。
佐藤忠良
《スイス帽の未菜》1972年
(撮影:上野則宏)
林 明子
《いもうとのにゅういん》 1983年
「こどものとも」 323号 福音館書店刊
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