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会期 | 2016年1月22日(金曜日)-4月10日(日曜日) |
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休館 | 月曜日(ただし3月21日は開館)、3月22日(火曜日) |
料金 | 一般300円(240円)、大学生150円(120円)、小中高生無料。ただし、( )は20名以上の団体料金。 なお、特別展の観覧券をお持ちの方は、コレクション展示もご覧いただけます。 |
当館所蔵の近現代絵画コレクションから90点程度を展示します。
出品作品画像
東郷青児
《コーヒーを飲む女》 1925年
佐藤哲三
《赤帽平山氏》 1929-30年
洲之内コレクション
田島征三
《青い山羊》 1976年
パウル・クレー
《櫛をさした魔女》 1922年
『ドイツ書籍博物館のための芸術家義捐版画集』より
ヴァシリー・カンディンスキー
《素描 5》 1941年
ジョルジュ・ルオー
《キリスト》
1927年(版刻)
「『悪の華』のための14の銅版画」より
ジョルジュ・ルオー
《骸骨》
1926年(版刻)
「『悪の華』のための14の銅版画」より
村上善男(1933-2006)は岩手県盛岡市生まれ。岩手大学在学中の1953年に二科展に初入選し、二年後、同展の第九室(岡本太郎が前衛作品を選出し「太郎部屋」と呼ばれた)に作品が展示されたことをきっかけに、岡本太郎の知遇を得ました。そして岡本から「おまえはそこ(東北)で闘え」という言葉を受け、東北の地で、独自の造形性を追求することを決意します。主に盛岡に在住した1960年代は、注射針などをポリエステルで固めたアッサンブラージュ(既製品などを寄せ集めて作品化する技法)を手がけて前衛作家として高い評価を得、68年の仙台移住後は、気象図などを用いた絵画の「気象シリーズ」、82年弘前移住後は、古文書を貼りつけその上に配した無数の点を結びつけた「釘打ちシリーズ」など、「自分の生活する場所を精神の根拠とし、そこにイメージを熟成させ、発想」する作品を制作し続けました。
当館では、宮城県ゆかりの作家でもある村上善男の作品を体系的に収集してきました。本特集ではその中から、二科会に出品した時代、注射針シリーズ、気象シリーズ、積空シリーズ(貨車シリーズ)、釘打ちシリーズの作品を選んで展示、その仕事の全体像を追います。
出品作品画像
村上善男
《Polymerization-N-V(W)の場合,または腔内弾道学》 1963年
村上善男
《5月31日の気象》 1977年
村上善男
《積空ワム》 1979年
村上善男
《南部・盛岡越後屋津軽久井名遠望之圖》 1997年
講師: | 当館学芸員 |
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日時: | 2月28日(日曜日) 午後1時- |
3月27日(日曜日) 午後1時- | |
会場: | 1階展示室入口に集合 |
申込: |
お申込みは不要ですが、常設展(または特別展)の観覧券が必要です。 |
宮城県生まれの彫刻家・佐藤忠良による彫刻の代表作や素描を展示します。
当館では、約530点、1万枚以上の国内でも有数の絵本原画コレクションを所蔵しています。
展示室9では、さまざまな作家による絵本原画作品を佐藤忠良の彫刻とともに展示いたします。
今回は、山本忠敬による絵本原画《しょうぼうじどうしゃ じぷた》のほか、《ピー うみへいく》を紹介します。
佐藤忠良が手がけた彫刻作品とともにお楽しみ下さい。
出品作品画像
佐藤忠良
《フードの竜》 1980年
(撮影:上野則宏)
山本忠敬
《しょうぼうじどうしゃ じぷた》 1963年
「こどものとも」 91号 福音館書店刊
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