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宮城県土木部では,東日本大震災前の平成22年6月から,想定される宮城県沖地震を始めとした大規模地震が発生した時に備え,土木部として実施すべき「非常時優先業務」をなるべく中断することなく,中断した場合においても,できるだけ早急に業務を開始するために必要な取組について,「大規模地震発生時における土木部業務継続計画(BCP)」として定め運用しております。
そのような中で,蔵王山では平成27年4月7日から火山性地震が増加し,小規模な噴火が発生する可能性があることから,同4月13日に噴火警報(火口周辺危険)が発表されました。その後,蔵王山の火山性地震の減少を受け,同6月16日に噴火警報が解除されましたが,長期的な視点で見ると,蔵王山は火山活動が高まっている状況です。
そのため,土木部では蔵王山が噴火するような事態に備え,蔵王山の噴火に対応した業務継続計画(BCP)を策定しましたので,今後「県民の皆様へのお約束」を守るように運用していきます。
宮城県土木部では,蔵王山が噴火した時,あるいは噴火警報(居住地域)(噴火警戒レベル4以上)が発表された時に土木部で管理する以下の項目について情報提供を開始します。
道路:3時間以内に蔵王山の警戒範囲(注)の道路規制状況について
6時間以内に降灰による規制状況について(噴火による灰の飛散が確認される場合)
(※上記以外の業務については段階的に開始します)
以上の業務について確実に履行するため,土木部では全力をもって対処することとします。また,そのための計画として本計画を位置付けています。
(注:「蔵王山の警戒範囲」とは,蔵王山火山防災協議会で定める噴火警戒レベル毎の警戒範囲のことです。)
平成28年4月1日
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