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平成20年10月宮城県土木部道路課 発行
もうすっかり秋になりました。サポーターの皆さんお元気でしょうか。運動会や芋煮会、そして道路美化活動をするにもとてもよい季節です。
さて、皆さんご存じかもしれませんが、宮城県では、10月1日から12月31日までの期間、「仙台・宮城デスティネーション・キャンペーン」という大型観光宣伝事業を実施しています。道路は他の地域から来る方々にとって「まちの顔」といえるものです。道路をきれいにして、観光客の皆さんを気持ちよくおもてなししたいものですね。今年の「道路ふれあい月間」推進標語最優秀作品が、「ようこそと きれいな道で おもてなし」ですから、まさに宮城県にとってピッタリな標語です。標語にふさわしい取組を行って「仙台・宮城デスティネーション・キャンペーン」を盛り上げていきましょう!
観光客の皆さんに宮城県を気持ちよく楽しんでいただきたい!また、宮城県に来て欲しい!」そんな思いを胸に、9月20日~10月5日までの期間をクリーンアップ活動の重点期間に位置づけ、県内の各土木事務所及び地域事務所では、地域のスマイルサポーターの皆さんや地元の企業、団体などと清掃活動等を実施しました。また、スマイルサポーターの皆さんにも活動を呼びかけたところ、たくさんの団体から趣旨にご賛同いただき、独自の活動に取り組んでいただきました。クリーンアップ活動の実施について、少しご紹介します。
気仙沼・本吉DCクリーンアップ活動(DCとはデスティネーションキャンペーンのことです)
9月29日、30日に一般県道大島線、浦の浜漁港において、スマイルサポーターである気仙沼大島観光協会と気仙沼地方振興事務所,気仙沼土木事務所等総勢80名以上で大島地区の浦の浜、田中浜、小田の浜に分かれてクリーンアップを実施しました。
気仙沼土木事務所では気仙沼地方振興事務所とともに,愛護会,保護組合,スマイルサポーター,ボランティア,周辺企業等の皆さんとの協働作業で,河川,道路,港湾等で計4回のDCクリーンアップを実施しました。この4回のDCクリーンアップの参加人数は延べ500人以上にも達し,まちの環境美化を図るとともに,DCの受け入れ準備をすることができました。作業中に道行く方達から,「これで観光客を気持ちよく迎えることができる。ありがとう。」「普段なかなか手がかけられていないところがきれいになった。」等の声をかけていただき,参加者一同大変元気づけられました。愛護会,保護組合やスマイルサポーターの皆さんには日ごろから公共施設の環境美化や清掃活動に取り組んでいただいているところであり,心から感謝するとともに,今回,DCを成功させようという同じ目的に向かって協働で活動できたことは,非常に意義深いことであったと思います。
DCはこれからが本番です。このようなクリーンアップは,愛護会,保護組合やスマイルサポーターの皆さんのみの活動によるものだけではなく,多くの住民の方が日常生活の中で自宅の前で行っている清掃もその中に含まれています。今後,このような活動がもっともっと広がっていったらすばらしいと思う次第です。
「仙台・宮城DCクリーンアップ活動」ではスマイルサポーターの皆さんも独自に活動を展開しています。株式会社木村土建、株式会社クレアールキムラ及び協力会(浩友会)の活動をご紹介します。
10月1日、県道石巻鹿島台大衡線の東松島市大塩地区において約1200mの区間を20名の皆さんで清掃、除草活動を行いました。東部土木事務所の職員も活動に参加しておりましたが、作業中、あるサポーターの方が、「最近は、ペットボトルや空き缶が大分少なくなってきた。」と言っておられたそうです。サポーターの皆さんが普段から道路をきれいに保っている効果があらわれているのだと思います。
これからも道路美化活動頑張ってください!
道路ふれあい月間に、道路の正しい利用の促進や道路愛護等の活動を行い、大きな功績のあった団体や個人に国土交通大臣から表彰されています。平成20年度は全国で88の団体等が受賞していますが、スマイルサポーターからも株式会社一ノ蔵が受賞していますのでご紹介します。
株式会社一ノ蔵は、昭和48年から現在まで、県道松山大迫線などで道路清掃、緑化活動、道路巡視などの活動を定期的に行っており、多年の功績が認められ、この度、表彰されました。
これからの活躍にも期待しております。
7月18日(金曜日)午後、東松島市小松地区において、スマイルサポーターの皆さんと東部土木事務所とで安全作業講習会を実施しました。講習会では、熱中するあまり車道にはみ出して作業を行うことが危険であること、作業をする場合には道路を通行する車両等に対し作業区間の前後において注意喚起を促すような配慮が必要であることなどの説明がありました。今回の安全作業講習会では、「スマイルサポーター活動中」と書かれた幟旗を活用しました。スマイルサポーターの皆さんからは、「この幟旗があれば活動が目立ってよい。是非、旗を分けて欲しい。」との声をいただき、とても好評でした。
なお、今回の安全作業講習会では、サルビアの花苗を仙台高等技術専門校より、ご提供いただきました。ありがとうございました。
「仙台・宮城デスティネーション・キャンペーン(DC)」のクリーンアップ活動で、気仙沼地区ではありませんでしたが、仙台空港線の清掃活動と七ヶ宿ダム周辺(国道113号)の除草活動に私自身も参加いたしました。気仙沼・本吉DCクリーンアップ活動の感想で、「DCを成功させようという同じ目的に向かって協働で活動できたことは,非常に意義深い、このような活動がもっともっと広がっていったらすばらしい。」とありました。同感です。DCは12月末で終わりますが、観光客の皆さんが次に宮城県に来たときに、また、きれいなみちでおもてなしができるよう、これからも心がけていきたいものです。
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