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平成16年2月宮城県土木部道路管理課発行 VOL.2
スマイルサポーターのみなさん,こんにちは!
みなさんお元気ですか?
まだまだ寒い日が続きますが,県内でも梅の花が咲いたりして,春はどんどん近づいてきてますね。去年の春には25団体(H15.3月末)だったスマイルサポーターさんも,今はなんと,56団体(H16.1月末)!おかげさまで順調に活動の輪が広がっています。
さて,県内には土木事務所が8つあって,認定されたサポーター数が増えてくると,サポーターさん同士の連携や情報交換,意見発表の場を設け,活動の質を高める一助にしていただこうと,それぞれの事務所で随時意見交換会を開催しています。
今回は石巻地区及び仙台東地区で実施されたサポーターさんの意見交換会の模様をお伝えします!
石巻土木事務所管内で活動する8団体のうち,5つのスマイルサポーターさん(計8名)が参加くださいました。さらに,関係する市・町の役場担当者,石巻土木事務所職員が参加して,活発に意見が交換されました。
この場で報告された各サポーターさんの活動状況を紹介します。
会員のお父さん,お母さんに連れられた子供達の他,メンバーとして登録していなくても手伝ってくれる地域の人が増えた。花の苗不足が悩みだが,一年草でなく多年草を選ぶ,一部に木を植える,など工夫していきたい。
はじめはただ,自分たちの部落をきれいにと始めた活動だったが,初めてから部落のまとまりがとてもよくなった。今後も活動の輪を広げていきたい。
地元の灯台の清掃活動をしていた漁業関係者25人で活動を始めた。3kmの延長にわたりごみ拾い,側溝掃除などをしている。当初空き缶だけでも80袋分ごみが出たが,今は10袋以下に減少し,活動の効果を感じる。ただ,活動区間から少し離れると,空き缶の散乱が目立ち,道路はごみ箱ではないのにと残念。
国体を契機に,西の玄関口を町花で飾ろうとサルビアを植える活動を始めた。現在11の公民館と小学校の父母教師会が会員となっている。花壇の土には石や砂利が混ざって,植栽に適しておらず苦労する。今年石巻土木事務所に一部土を入れ替えてもらえ助かったが,来年も残りの花壇の土を入れ替えてほしい。
和渕公園の花壇が荒れており,花を植えるだけでなく管理しなければと老人クラブが活動を始めて10年以上になる。草刈り,清掃も含め,年中行事として継続している。作業が終わってみんなでお茶を飲んだり話したりすることも楽しみの一つとなっており,活動にはいつも多くの会員が集まっている。
活動当初は一人でできる範囲の植栽だったが,その後,枯れた木が撤去されるなどして花壇スペースが50箇所程にもなったので一人の活動に限界を感じ,沿道の商店等に呼びかけたところ,たくさん協力を得られることとなった。今後PTAや町内会にも呼びかけていき,将来的には大街道地区全体でスマイルサポーターとなれるよう,活動の輪を広げたい。
当日はあいにくの雪でしたが,仙台東土木事務所管内で認定されている7団体のうち,4団体6人のスマイルサポーターさんが参加くださいました。さらに,関係する2市2町の役場担当者,仙台東土木事務所職員,県庁道路管理課担当者が出席し,意見を交換しました。
仙台東地区では,昨年も意見交換会が開催されており,地区としては2回目の開催です。
平成3年に設立し,道路・河川敷の美化,環境美化に係る啓蒙活動(環境標語募集と看板設置)の3本柱で活動。みな仕事があるため,朝は出勤前の朝5時からの活動としたら若い人が参加するようになった。プランターはどうしても悪戯(倒される,花を持ち去る,煙草のポイ捨て)されるのが悩み。
ごみ拾い,植込み清掃,土手草刈を,と始めて2年。農業地域の老人の集まりであり,朝の活動は苦にならないが,若い仲間が増えないのが悩み。当初多かった空き缶も,2ヶ月ごとに拾ううち,減ってきた。運転手がごみ拾い風景を目にすることはポイ捨て抑止効果があるのでは。
ここ10数年で住民となった新興住宅地のメンバーで発足。当初タイヤホイール等のごみまであり驚いたが,だんだん減ってきたように思う。沿線の方も,奇異な目で見ていたのが,最近は感謝の声が聞かれるようになり,やり甲斐がある。名前の通りあじさいロード゛にしたいと活動中である。
近所の人に声をかけたら皆快く賛成してくれ,3年以上活動している。高齢者が多く,夏はかなり暑くなるので体調管理が大切と思う。信号待ちでポイ捨てするのか,信号機の根元にカンが多い。植え込みには家庭の生ごみが捨てられており,マナーを疑う。これからも交流を図りながら楽しくやりたい。
このほか,種から苗を育てて植栽した苦労話や,沿線の企業に協力を呼びかけた話など,活動の工夫が交換されました。また,この場で「みやスマ通信」をもっと広く配布してPRを,との要望が出され,それを受けて,県内各合同庁舎内にある県政情報コーナーに「みやスマ通信」を設置することといたしました。
貴重なご意見を,ありがとうございました。
昨年の11月に作成した「みやスマ手帳」は、もうみなさんのところに届いているでしょうか。この手帳は、みなさんがスマイルサポーターとして清掃活動や緑化活動などを行う際の参考となるようにとの思いを込めて作成したものです。
内容構成は、つぎのようになっています。
なお、この手帳は、みやスマ担当者の思いだけで作成したものです。より多くのみなさんに使っていただき、足りない点や修正すべき点があれば、事務局(道路管理課)まで意見をお寄せ下さい。みなさんの意見を聴きながら、順次、使い勝手の良い手帳に修正していきたいと思っております。
どうにか第2号発行にこぎ着けました。
第1号発行から今までに,みやスマ手帳の発行,各事務所での意見交換会の開催,県ホームページのリニューアルなど,いろんなことがありました。この通信によって,こんな動きがあるんだな,こういう考え方なんだな,と少しでも関心を寄せていただけたらうれしいです。
1月の末に,柴田町で日本にアドプト・プログラムを紹介した大南信也さん(現徳島県神山町国際交流協会会長)のお話を聴く機会がありました。ユーモアたっぷりに語られるまちづくりの苦労話などのひとつひとつが大変示唆に富み,行動する人の力強さに肌で触れられた貴重な機会となりました。みなさんにも別の機会に大南さんのお話の一部でもお伝えできたらと思います。
先日は初めて意見交換会の場に交ぜていただいて,サポーターさんの生き生きとした活動の一端を垣間見ることができました。これからも貴重なご意見・情報をお待ちしております。(編集担当;小山)
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