ここから本文です。
平成19年9月宮城県土木部道路課 発行 VOL.14
今年は記録的な猛暑となりました。みなさんお元気でお過ごしでしょうか。
この暑い8月は道路ふれあい月間であり、県内各地で道路愛護活動が展開されました。活動に参加された皆さんお疲れさまでした。
今回は道路ふれあい月間にあわせて活動されたサポーターの紹介、そして、道路愛護関係の表彰の中では最高賞ともいえる国土交通大臣表彰を受賞された報告をいたします。
道路ふれあい月間の中心となる道の日(8月10日)の前後、県内各地において道路の清掃や除草活動が展開されました。
今回は、県、地元企業、サポーター、道路管理業務を県から受託している道路管理業者という多様な主体が力を合わせて取り組んだ道路清掃作業の様子をご紹介します。
今回の取り組みは、国道346号と主要地方道古川佐沼線を活動区間としているサポーターの北宮城自動車学校と日建工業クリーンチームの皆さん、同部分の道路管理業務を県から受託している株式会社シンセイさん、県土木事務所による清掃、そして、清掃後には地元企業の宮城グレーダ株式会社の御協力により散水と道路清掃車による清掃もなされ、道路の快適さのアップが図られれました。
佐沼大橋では、歩道と車道の間に溜まった土砂の量が予想よりも多く、清掃車2台分になりました。その他にも歩車道境界ブロック等に多くの土砂が堆積した部分に雑草が繁茂している箇所もあって、当初の見込みよりも大分苦労したとのことです。
清掃中には、歩道の傷みや看板の道路へのはみ出しなど道路管理上の問題も発見され、すぐに対応することとなりましたが、そういった意味でもとても有意義なキャンペーンでした。
県土木部では重点事項として「県民と共に考える生活密着型の社会資本への取組」を掲げており、今回のような地域の方々との「協働」による生活密着型事業への取組を増やしていきたいと考えています。
宮城グレーダ株式会社,宮城県登米土木事務所
平成19年8月10日(金曜日)
国道346号 主要地方道 古川佐沼線約2.5km
道路ふれあい月間にあわせて、道路愛護や道路の正しい利用の推進に大きな功績のあった個人や団体を対象として国土交通大臣から毎年表彰されております。平成19年度は全国で91の団体と個人が受賞しました。
本県からは3団体の受賞があり、そのうち遠刈田温泉蔵王通り振興協同組合(蔵王町)と大代南区町内会(多賀城市)の2団体がスマイルサポーターからの受賞となりました。
遠刈田温泉蔵王通り振興協同組合(蔵王町)のみなさん
大代南区町内会(多賀城市)のみなさん
道路上での作業時には通行車両に対する十分な注意が必要であり、また、サポーター活動に熱中するほど周囲への注意が散漫になりやすい状況とも考えられます。安全の確保に十分な注意を払いましょう。
私たちのサポーター活動は大きな社会貢献であるものの一方では通行車両からは車道にはみ出した障害物にも見える可能性があることも意識することが大切なのかもしれません。
今回、作成したスマイルサポーターのぼり旗も安全確保にご活用ください。
前号以降、気仙沼市西みなと町自治会、上町環境保全推進協議会のみなさんが新しく認定され、8月末では133団体になりました。8月中には他の団体からも認定の相談を受けており、新たな認定が見込まれます。
今年は本当に暑い夏でした。サポーターのみなさんが丹精された花々は元気に夏を越したでしょうか。
お盆の帰省時期の道路混雑もみなさんの清掃された道路や草花により癒されたことと思います。
また、国土交通大臣表彰を受賞されたみなさん本当におめでとうございます。サポーター活動が広く認められ、高く評価された結果だと思います。県内サポーターみなさんの誇りにもなりました。今後も他のサポーターの範として末永いご活躍とご協力をお願いします。
前号記事の訂正:前号において次の誤植がありましたのでお詫びして訂正いたします。
誤り:平成18年7月発行→正しい:平成19年7月発行
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
重要なお知らせ
こちらのページも読まれています
同じカテゴリから探す