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平成17年5月宮城県土木部道路課発行 VOL.5
スマイルサポーターのみなさん,こんにちは!
今年の冬は雪が多くてびっくり!雪かきに苦労する年でした・・・除雪作業をなさっている団体の方々,本当にお疲れ様でした。
今は春たけなわ,よい季節になりました。それで今回は,サポーターさんたちの中でも,春とともに忙しくなる緑化活動をされているみなさんにお話を伺いました。活動のヒントがたくさん詰まったお話です。どうぞご参考に。
春から新生活で,新たにみなさんの活動区間を通るようになった人たちがいるかもしれませんね。どうか一人でも多くの方がこの活動に目を留めて,きれいな道路の気持ちよさを感じてくれますように・・・。
翌年,植え付けた花から種を採取,その分の費用が浮きました!(あじさいグループさん)
植栽スペースの立地条件に合わせ,湿地にはアジサイ,日陰にはカンナを植えています。
土地の特性に合った花を選ぶことで,手入れの手間も少なくなります。(大代南区町内会さん)
サルビアについては,「秋まで長く楽しめ,日差しや乾燥にも強いのでおすすめ」,の声が複数ありました。
こうした活動は美化という観点からだけではなく,確実に子供の心を育む効果もあると思います。
(北町地区青少年健全育成会さん)そのほか・・・
みなさん,本当にお疲れ様です。今後も活動状況やヒントを聞かせてくださいね。
今度は自慢話もいいなあ・・。
ところで,最後に出たような道路利用者のマナー向上を願う声は,清掃活動をしている団体の方からも多数聞かれます。
みんなが道路を自分の家の庭先のように大切にしてくれることを願って,「みやスマの輪」を広げましょう!
北町地区青少年健全育成会は,花づくりを通じて子供たちの情操をはぐくみ,自分たちの街に対する誇りを育てたいという想いから「花を植えよう。心を育てよう!」を合言葉にして,花いっぱい運動に取り組んでいます。
育成会という資金の少ない団体にとっての悩みは,花の苗代や肥料代をどう捻出するかということです。本会では,花の苗の資金を得るため,町内の方々に呼びかけて不用品の提供をいただき,フリーマーケットで販売しています。例年参加しているため,趣旨も浸透し,お得意さんもできてきましたが,それだけでは十分ではありませんので,花の苗も特別に依頼し,商品として市場に出る前のものを格安で提供していただいています。
昨年は経費節減のため,葉牡丹を種から育て植栽しましたが,管理をしていただく会員の方の負担があまりにも多く,育成会としての取り組みの限界も感じています。そんななかで,地元商店街の名取中央商栄会より,物心両面からご協力いただいています。
育成会事業としての特色を持たせるために,花いっぱい運動と同時に,必ず子供たちに喜んでもらえるようなレクリェーション活動を「親子ふれあい事業」として組み合わせて実施しています。
その結果,作業の大変さばかりでなく,働いた後の楽しみを子供たちに与えることができたのではないかと思っています。
花いっぱい運動は,継続していくことによって初めて地域の皆さんに認知される地味な作業ですし,正直大変な苦労が伴いました。でも最近は,花を愛する町内の方より花の苗の提供をお申し出いただくなど活動の輪が徐々に広がり,更には,街路樹の整備もすすめられ,美しい通りができつつあります。
これからも時間はかかりますが,町内会や地元商店街,地域の皆さんのご理解を得ながら,さまざまな善意を結びつけていく,花いっぱい運動を展開していきたいものだと考えています。
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