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栗原市築館地区を流れる一級河川荒川は,洪水時には水位が堤防を越え,県道の通行止めや周辺の田畑が冠水する被害が発生しておりました。これらに対応するため,昨年度より堤防の嵩上げ,河道・県道の拡幅工事を進めています。
今回は現在の工事進行状況についてご紹介いたします。
右岸側の道路計画範囲について,地盤が軟弱な範囲にプラスチックボードドレーンを打ち込み,地盤の改良工事を実施しました。
面積A=7,560平方メートルの範囲について,2965本のプラスチックボードドレーン材を打ち込みました。
ドレーン材は横断図に示すように平均長L=11.4mの深さで等間隔に打ち込んでいます。
右岸側,(1)の荒川築堤工事において地盤改良を行った範囲に対し,道路盛土を実施します。道路の完成形より2m程高く盛土を行い,約1年の載荷期間を設けて地盤強度を確保した後に載荷盛土を撤去,道路の完成形への工事に着手する計画です。
盛土実施状況(前後比較)
盛土前(H30年9月11日) 盛土後(H31年3月15日)
左岸側の河川下流について,現堤防の堤内側(後方;水田側)に腹付け盛土を行って築堤した後に,築堤側(河川側)を開削して河川幅を拡張し流下断面の確保を行います。
範囲1(赤)に盛土を行い築堤します。その後,範囲2(青)を掘削して流下断面の確保を行います。
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