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令和4年11月17日,七ヶ浜町内で,多面的機能支払活動研修会が開催されました。
この研修会は,近年,多面的機能支払交付金活動での草刈り作業時の事故が多発していることを踏まえて,今後の農地維持活動における安全かつ省力的な雑草管理方法を検討すべく,七ヶ浜広域協定運営委員会が主催したものです。当日は,運営委員会の構成員約20名程が参加されました。
株式会社オーレックによる協力のもと実施されたラジコン草刈り機の実演会では,法面45度で作業が可能であるラジコン草刈機「RCSP530」(走行はモーター,刈取はエンジンのハイブリット方式,機体価格約130万円)の実演を行いました。機械の使用方法や注意事項について説明を受けた後,参加者も実際にラジコン草刈機の操作体験をしました。傾斜角度が最大40度ある法面を自在に動き回りながら綺麗に除草し,参加者はラジコン草刈機の性能の高さを実感していました。
当事務所からも,雑草管理の負担軽減策として,防草シートの施工例や施工方法,ホームセンターで購入する際の選び方のポイント等について説明を行いました。なお,防草シートは多面的機能支払交付金で購入可能です。
また,情報提供として,近年多発している豪雨災害への対策に向け,水田の持つ雨水貯留機能を最大限に活用し,洪水被害を緩和する「田んぼダム」の取組についても説明を行い,地域における防災協力として提案しました。
この研修会を通して参加された方々は,安全かつ省力的な雑草管理の方法について理解を深めた様子でした。
▲株式会社オーレックによる操作説明
▲株式会社オーレックによる実演
▲参加者による操作体験
▲防草シートの説明
▲「田んぼダム」の説明
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