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気仙沼地方振興事務所では、気仙沼市赤岩地区で進めている住民活動支援の一環として(前回記事:【気仙沼・赤岩地区】住民活動支援ワークショップの開催(第1回:水梨集落))、9月27日、第2回目の住民活動支援ワークショップを羽田(はだ)・上金取(かみかねとり)集落で開催しました(会場:羽田公会堂)。地元住民5名を含む計12名の参加者が、中山間地域に位置する当集落の問題点や課題を整理した上で、その解決や対策の実現に向けて多面的機能支払交付金や中山間地域等直接支払制度の効果的な活用、平成32年度以降の次期対策等についての話し合いなどを行いました。
ワークショップでは、第1回と同様、「KJ法」という方法を採用。羽田・上金取集落の抱える問題点として、草刈りへの負担について「急傾斜の法面(のりめん)」や「高齢化・担い手不足」等といった項目、また、地域活動や農業経営の問題について「食味の良いコメが出来るが収量が少ない」や「経費や維持管理費の負担が大きい」、「鳥獣被害の問題」といった項目がそれぞれ挙げられました。このうち草刈りへの負担については、その解決策として「法面用草刈機械のレンタルや購入についての助成」もしくは「委託費の助成金上げてほしい」といった要望が挙げられており、次回、「草刈りのデモンストレーション」を行い、草刈り作業における機械導入や、NPOや森林組合などへの業務委託などについて検討していくことを決めました。
資料:(第2回)羽田・上金取集落ワークショップの議事録(PDF:891KB)
羽田・上金取集落の現在
宮城県は、現在、中山間地域等直接支払制度における第4期対策(平成27~31年度)(PDF:1,621KB)を進めていますが、平成32年度以降の次期対策についても、このようなワークショップの開催などを通じて県民皆様のお考えや支援への御要望を反映した上で策定を進めてまいります。
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