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※「石巻産オリーブ」については,上記リンク先「石巻産オリーブ 記事一覧」をご覧ください。
令和3年2月17日,石巻市を事務局とする「石巻市北限オリーブ研究会」は,石巻市に植栽しているオリーブの管理指導を行いました。
当部職員は,雄勝地区ほ場での管理指導に参加しました。
今回は,1月26日の前回指導に続き,株式会社アライオリーブ代表荒井氏に講師としてお越しいただき「冬期栽培指導」を行いました。
今回の指導は,低温による木への被害の軽減のための手段や,枝の誘引,剪定,薬剤使用の方針等についてです。
まず,低温による被害の軽減について,土壌の保温の重要性を確認しました。
当地域では1月,マイナス10度未満となる低温に見舞われました。
このような条件下で土壌が凍結してしまうと木が枯れてしまうため,盛り土の表面に堆肥を散布したり,マルチを張ることで土壌を保温する必要があります。
また,低温により被害を受けた木の対処法などについても確認しました。
色が濃い部分が堆肥です
さらに一本一本の木を周り,荒井氏のご指導のもと薬剤散布や誘引の仕方,剪定の方針などについて確認しました。
指導の様子
営農者の丁寧な栽培管理のもとオリーブは厳しい寒さを耐え,震災から10年の節目となる春をまもなく迎えようとしています。
青色の空に向けて伸びるオリーブの木
※石巻産オリーブについてのお問い合わせは「石巻市 産業部 農林課」(TEL:0225-95-1111 内線3553)へよろしくお願いいたします。
お問い合わせ先
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