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令和5年10月中旬,今年も石巻産オリーブが実りの時期を迎え,収穫と搾油が行われました。
石巻市では平成26年度から,これまでの常識に捉われない新たな特産品・生業の創出を目指し,オリーブ栽培が開始され,雄勝地区,牡鹿地区,北上地区,大川地区の計4地区での栽培が行われています。
このうち北上地区の原ほ場は,県営ほ場整備事業「北上地区」(工期:平成12年度から令和4年度)の換地手法により,集団移転を余儀なくされ点在していた宅地跡地を土地利用の向上を図るため集約し,確保したものです。
10月10日に大川地区の釜谷ほ場での収穫が行われ,石巻市,令和3年度に市からオリーブ栽培を継承した農事組合法人みのり,株式会社 宮城リスタ大川などの関係者が集まりました。
(収穫時期のオリーブの実)
オリーブの実は一粒ずつ手摘みでの収穫がなされます。
熟す前の青い実のみが収穫され,収穫後速やかに石巻市北上にある加工施設へと運ばれます。
(左:オリーブの収穫作業の様子,右:収穫されたオリーブの実(選果前))
新鮮で高品質なエキストラバージンオリーブオイルを製造するため,加工施設では,収穫されたオリーブの選別(選果)を行います。
(選果作業の様子)
その後,機械によって搾油が行われます。
(左:搾油の様子,右:オリーブオイル ※この2枚の写真は別日に撮影したものです)
オリーブの実の収穫量は年々増加しており,また,令和3年からはエキストラバージンオリーブオイルの販売も開始しています。石巻産オリーブオイルは石巻市の特産品として,ますます注目が集まっています。
※石巻産オリーブについてのお問い合わせは「石巻市 産業部 農林課」(TEL:0225-95-1111)へよろしくお願いいたします。
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