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令和6年10月9日(水曜日)、宮城県大河原合同庁舎及び角田市内において、「揚水機場吸込水槽のプレキャスト標準化」設計・施工研修会が開催されました。この研修会は、農地整備事業で施工する揚水機場の吸込水槽について、ポンプ呼び径や吸込水槽内空断面等の条件が一定規模以下のものについて、従来の現場打ちコンクリートから「プレキャスト製品」(事前に工場で製造されたコンクリート製品)の使用が標準化された初めての施工に合わせ、座学及び施工現場の見学を通じ、関係者の技術力向上等を図るために開催されたものです。当事務所が主催した本研修会には、設計・施工に携わる代表を講師に招き、県機関及び土地改良事業団体連合会、公益社団法人みやぎ農業振興公社、全国農村振興技術連盟宮城県はぎの会、建設コンサルタント等から、合わせて約130名の参加がありました。
大河原合同庁舎内で行われた午前の座学では、「一般社団法人宮城県測量設計業協会」の髙橋淳市会長をはじめ5名の講師が登壇し、今年4月に改訂された「農業農村整備事業等設計マニュアル(小口径ポンプ場編)」の改訂内容の説明などが行われました。また、CIMモデル・3Dプリンターなど活用の最新情報の講義もあり、各講師からの熱心な説明に対し、会場の参加者からは多くの手が挙がり、活発な質疑応答が行われました。
午後の現地研修は、角田市内で当事務所が現在工事を行っている「尾袋川東地区」の施工現場を会場として実施されました。参加者は現場担当者の説明を受けながら、吸込水槽プレキャスト製品の据付作業を間近で見学し、施工手順や安全管理等について理解を深めました。
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