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令和6年5月17日(金曜日)、丸森町大張地区の「大張沢尻棚田」において、宮城県伊具高等学校の生徒による田植え実習が行われました。この実習は、田んぼの保全活動や中山間地域の苦労を学ぶために同校が取り組む農業体験実習の一環として行われたもので、農学系列2年生の生徒を対象に、令和2年度から毎年実施される行事となっています。
水を張った棚田に新緑が映り込む美しい風景のもと、多くの関係者が見守る中の作業となりました。生徒たちは、棚田を管理する「大張沢尻棚田集落協定」の農家の皆さまの手ほどきを受けながら、田植え機を使った作業と、伝統的な手植えを体験しました。
大張沢尻棚田は、農林水産省「つなぐ棚田遺産」にも認定されている、石積み畦畔が特徴の美しい棚田です。また、伊具高等学校をはじめ、多くの主体の連携による棚田保全活動が活発に行われています。当部ではこれからも、棚田の振興に係わる様々な取組を取材し、情報発信してまいります。
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