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令和6年5月30日(木曜日)、当部において、開発途上国の農業農村開発実務担当者を対象とした研修を実施しました。この研修は、国際協力機構(JICA)から宮城県に対し対応依頼があった「灌漑施設の維持・運営管理」に係る課題別研修の一部として実施したものであり、当管内のほ場整備実施地区や農業水利施設等を当部職員が現地へ案内し、説明を行いました。
今回、当部が対応を行ったのは、フィリピン、ネパールをはじめとする英語圏の開発途上国9か国から来日した11名の研修員です。案内した各現場において、担当者から当部で実施した事業の概要等について、同行した通訳を介し、身振り手振りを交えて説明を行いました。対応に際しては、東北農政局阿武隈土地改良調査管理事務所様及びあぶくま川水系角田地区土地改良区様の担当者にもご協力いただいたことで、より詳細な説明を提供することができました。
【江尻排水機場(角田市)】国営施設応急対策事業「角田地区」による改修工事を実施しています。
【尾袋川東地区(角田市)】県営農地整備事業で大区画ほ場を整備した現場です。
【大張沢尻棚田(丸森町)】日本の原風景ともいえる、「日本の棚田百選」にも選ばれている中山間地域です。
各現場において、研修員からは様々な質問が寄せられました。当部としても、実施事業について海外の方々に紹介する機会は大変貴重であり、研修員、随行職員の双方にとって有意義な1日となりました。
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