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令和4年7月19日、国営土地改良事業「角田地区」推進協議会から、国営施設応急対策事業による江尻排水機場の整備促進に関する要望がありました。
大河原地方振興事務所で行われた要望活動には、推進協議会会長の黑須角田市長及び副会長のあぶくま川水系角田地区土地改良区面川理事長が出席し、大河原地方振興事務所志賀所長へ上記要望書を提出しました。
角田地区の排水が集まる江尻の地は、昔から治水との苦闘の歴史があります。
江戸時代初期には阿武隈川からの逆流防止を目的に木造水門が造られ、その後当時東洋一と言われた排水機場が昭和初期に建設されました。
平成4年に完成した現在の排水機場は、2,600mmの縦軸軸流ポンプ4台で現在もかんがい排水施設としては東北一の規模を誇り、角田市の農地を湛水被害から守ると共に中心市街地への浸水被害を防ぐ地域排水効果も発揮し、市民の生命と財産を守る重要な施設となっています。
本施設はそのような重要な施設であるにも関わらず、築造から30年が経過し、経年劣化に伴う施設の機能低下等により、機能発揮に支障を来しています。
また、令和元年東日本台風をはじめ、頻発する予期せぬ降雨への対応が求められていることから、水害に耐えうる施設整備等の改修が急務となっています。
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