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無秩序に移植放流されたブラックバス(オオクチバス・コクチバス)やブルーギルなどの外来魚は,各地の河川・湖沼などで繁殖し,魚食性であるため在来の魚種が減少するなど生態系に大きな影響を及ぼしています。
釣り上げられたブラックバス
定置網で大量に捕獲されたブラックバスの稚魚
宮城県では平成13年度より市町村,漁業協同組合の行う外来魚の駆除事業に対し助成を行っています。
平成15年度は,長沼漁協を含め8団体で駆除事業に取り組む予定です。
【長沼漁協】平成15年5月28日
岸辺(産卵場近く)で2~3人が三角網を用いて稚魚を追い込み捕獲する。
体長2cm程度までの稚魚は,群れをなしているため,タモですくい取る方法が駆除には非常に有効であることがわかります。
この日捕獲された稚魚約23万尾で,長沼漁協では6月30日までに,定置網も含め,約142万尾の稚魚を捕獲しました。
なお,駆除に当たっては内水面水産試験場と連携しながら,実施しています
県内でブラックバス類やブルーギルが拡散した原因の一つとして,密放流がパブリックコメントでも指摘されていますが,実態がよく把握されていない現状にあります。これに関するどのようなことでも結構ですので,情報を提供して下さい。
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