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マコガレイなどの漁獲量が減少している仙台湾において、カレイ類を主体とした水産資源回復を図るため、昨年度に引き続き、宮城海区漁業調整委員会指示により、仙台湾に一定期間、水産動植物の採捕を禁止する保護区域を設定しました。
なお、この委員会指示は、漁業者だけではなく、遊漁船やプレジャーボートなどの関係者にも広く適用されるものです。
仙台湾を中心とする宮城県のマコガレイは、2000年まで300トン台の漁獲量を示していましたが、それ以降減少して2005年には150トンまで低下しました。これらの状況から産卵親魚の保護等の漁業者による自主的な資源管理が行われたほか、保護区の設定等の取組みが行われたことにより、近年では大幅な漁獲量の増加がみられています。
※1海里:1,852m
仙台湾A区域 | 次の点ア、イ、ウ、エ、アの各点を順に結んだ線によって囲まれた区域
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仙台湾B区域 | 次の点ア、イ、ウ、エ、アの各点を順に結んだ線によって囲まれた区域
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仙台湾C区域 (令和5年度から変更) |
次の点ア、イ、ウ、エ、アの各点を順に結んだ線によって囲まれた区域
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仙台湾D区域 | 次の点ア、イ、ウ、エ、アの各点を順に結んだ線によって囲まれた区域
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海区漁業調整委員会は,漁業法に基づき、海面を利用している多種多様の漁業を総合的に調整して、漁業による生産力を発展させるために設置された機関です。漁業調整のために必要な水産動植物の採捕に関する制限の指示を行うことができます。
なお、委員会の指示に従わない場合は委員会の申請に基づく知事の遵守命令が出されます。この命令に従わない場合は罰則が適用されます。
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