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県道岩沼蔵王線から北側の地区を小村崎地区といいます。この地の名前の由来は、村の西部にある館(兵糧館か?)からたびたび紫雲がたなびいたことからこの名があり、紫は高貴な色であったことから、使うのを控え「小村崎」になったと言い伝えられています。
小村崎地区はちょうど蔵王町の北東に位置し、村田町と接しています。東側に県道を越えれば、村田インターチェンジ、北側に越えれば、谷山温泉を経て川崎町に抜けることができます。昔は、水稲を中心として養蚕が盛んな地域でした。最近まで蚕の飼育所があった地区でもあります。最近は、水稲+野菜に取り組む農家が多く、イチゴの施設園芸等が盛んな地区です。一方、比較的仙台に近いこともあって、自家用車による通勤ができるエリアになりつつあり、農家以外の家も増え、混住化が進んでいます。
地域の活動は、自治会を中心に地域の歴史文化を伝える活動、伝承文化を伝える活動など多岐に渡ります。子供たちを連れて地域に歴史的な施設を回って話を聞く活動やそば打ち体験、地元の桑やそば、古代米などの食材を使った料理を味わう会(「地域の伝統の味を味わう会」)など活発な活動を繰り広げています。
兵糧館(ひょうろうだて)探検(1)
兵糧館(ひょうろうだて)探検(2)
そば打ちの様子
「地域の伝統の味を味わう会」でふるまわれた料理
参考文献:蔵王町史 通史編
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