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村田インターチェンジから県道岩沼蔵王線を経て蔵王町に入ってくると、道路の両脇が大きな水田が広がっています。この地域がほ場整備を行っている「円田2期地区」です。平成11年から始まり、平成22年完了予定です。完成すると用排水が分離されるとともに、1ha以上の水田が26%、1ha未満30a以上が69.1%と作業性の良い水田となり、非常に効率の良い水田ができあがることとなっています。
「円田1区地区」は2期地区の南側にありますが,昭和60年から平成9年にかけて,186haの水田が整備されました。
この水田エリアは、小村崎の人たちだけでなく、新町や山の入、平沢分の人たちのほ場もあり、現在これらのエリアを営農活動の中心とする組織「北部営農生産組合(組合員21名)」が平成15年に設立され、そばや水稲を中心とした営農活動を行ってきました。平成18年度はそばを12ha作付けしました。平成18年9月15日には北部営農生産組合が(株)エコファーム蔵王を創立しました。
事業の内容を「(1)転作(そば,大豆など)の実施・(2)農作業の受託,(3)農産物の販売,(4)農産加工組織と連携販売,(5)農産物直売所の開設,(6)体験農業の受け入れ,(7)余剰労働力の調整,(8)集落環境の整備と活用,(9)後継者の育成」としています。今後の活躍が期待されます。
一方、担い手部会が同地区で平成15年度から水稲直播に取り組んでいます。平成18年度の栽培面積は地区内外10.2ha(地区内8.5ha)となっています。省力化された労働時間の複合部門への活用,苗箱の運搬の省力化,農繁期の労働分散などほ場整備による直播のメリットが活かされています。
(円田1・2期ほ場整備地区の航空写真)
北部営農生産組合のそば作付けのための作業状況
北部営農生産組合全体会議
(株)エコファーム蔵王が創立されました。(平成18年9月15日)
平成18年度,そばを12ha作付けました。
担い手部会による水稲の直播作業
直播栽培の現地検討会(担い手部会)
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