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(2)新生児聴覚検査の方法
(5)関連ホームページ
(6)(県内関係機関用)宮城県新生児聴覚検査事業対応マニュアル
新生児聴覚検査とは、生まれて間もない赤ちゃんを対象とした「耳のきこえ」の検査です。
耳のきこえは、外見ではわかりにくいものですが、生まれてくる赤ちゃんの1000人に1~2人は生まれつき耳のきこえにくさがあると言われています。
耳のきこえにくさを早く発見し適切な支援を受けることが、赤ちゃんの言葉やコミュニケーションの発達にとても大切です。
赤ちゃんの健やかな発達のためにも新生児聴覚検査を受けましょう。
出産した医療機関等で、退院までの間に検査を受けることが一般的です。
赤ちゃんが眠っている間に、小さな音を聞かせて、反応を検査機器で確かめます。
痛みや赤ちゃんの体への影響のない安全な検査です。
音への反応が見られた場合は「パス(検査時点で異常なし)」、もう一度検査が必要な場合は「リファー(要再検査)」という結果が出ます。
検査結果や実施年月日、検査法は母子健康手帳に記録しましょう(医療機関等のスタッフが保護者に同意を得た上で記録します)。
検査の結果、「リファー(要再検査)」が続いた場合でも、ただちに耳のきこえが悪いことを意味するものではありません。
うまく判定できなかった可能性もありますので、さらに詳しい聴力検査(精密聴力検査)を受けていただくために主治医と相談の上、専門耳鼻科医療機関を受診しましょう。
「新生児聴覚検査で『要精密検査』を伝えられたご家族や保護者の方々へ」(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
(公益社団法人日本産婦人科医会ホームページ)
宮城県内の精密聴力検査を受けられる医療機関(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
(一般社団法人日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会ホームページ)
費用は健康保険の適用外となっており、金額は各医療機関等により異なります。
出産する医療機関等でご確認ください。
市町村によっては、新生児聴覚検査に係る費用について公費助成を行っています。
助成対象となる検査の回数や助成額などは各市町村で異なるため、お子様の住民票のある市町村の母子保健担当課へお問合せください。
生まれて間もなくの新生児聴覚検査でパス(検査時点で異常なし)という結果であったとしても、中耳炎や進行性難聴など、後に耳のきこえが悪くなることもあります。
新生児聴覚検査後も、乳幼児健康診査の問診や診察の際に耳のきこえの確認を行っていきますが、お子様の耳のきこえにくさに保護者が気づくこともあります。
日常のお子様の様子に注意し、発達に応じて耳のきこえと言葉の状態を確認してみましょう。
お子様のきこえや言葉の発達などで気になることがある場合は、かかりつけの小児科医や耳鼻咽喉科の医師、お住まいの市町村の保健師等にご相談ください。
お子様の難聴に関する情報
一般社団法人日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会ホームページ(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
新生児聴覚検査の流れや、分娩取扱施設、精密検査等実施医療機関、療育機関及び行政など検査にかかわる各関係機関の役割等についてまとめています。
検査の円滑な実施や、関係機関の連携にご活用ください。
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