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平成30年6月18日に発生した大阪府北部を震源とした地震によるブロック塀倒壊事故を受け,県,石巻市,塩竈市及び大崎市では,小学校スクールゾーン※内にある補強コンクリートブロック塀及び石塀等の塀・門柱(以下「ブロック塀等」という。)の実態調査を実施しています。このうち,県が実施した調査の結果がまとまりましたのでお知らせします。
※小学校を中心とした概ね500m以内の区域
ブロック塀等の実態を把握するとともに,危険性のあるものについて改善指導等を行うことにより,通学路の安全を確保することを目的としています。
小学校スクールゾーン内の通学路に面して設置されているブロック塀等で,次のいずれかに該当するものを対象としています。
県の建築技術職員又は建築関係団体※の建築技術者及び市町村職員
※一般社団法人宮城県建築士会,一般社団法人宮城県建築士事務所協会,公益社団法人日本建築家協会東北支部及び公益社団法人日本エクステリア建設業協会宮城県支部
外観目視及び鉄筋探査機等を使用して傾斜,ひび割れ等の劣化の進行度合いや,高さ,控壁等の建築基準法への適合状況を調査しました。
平成30年8月から平成31年3月まで
県では,今回の実態調査の結果を踏まえ,今後,以下の取り組みを進めていきます。
県と市町村,建築関係団体等が参加する「宮城県建築物等地震対策推進協議会」に新たに専門部会を設け,危険性が高いブロック塀等の対策や安全なブロック塀等の築造推進に関し協議して行くとともに,施工業者に対する講習会の開催や県民に対する普及啓発に取り組んでいきます。
「除却が必要」又は「改修等が必要」と判定されたものについては,市町村と連携し,劣化状況の確認や改善要請を継続的に行っていくとともに,経過観察が必要なブロック塀等についても劣化の進行度合いに応じた再点検を実施していくこととします。
市町村と連携しながら,ブロック塀等の所有者に対して市町村の助成制度を周知し,その活用を促していきます。
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