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石井閘門(旧北上川と北北上運河の分岐点)付近にある既存の桜5本は,腐朽空洞化(テング巣病)による,倒木の危険性があるため伐採する予定です。
このため,その既存の桜の代替として,桜守である佐野藤右衛門氏※1(京都市)から寄贈いただいた祇園枝垂桜を浪分桜(なみわけざくら)※2として,地元の方々が見守る中,植樹しました。
石井閘門は国の重要文化財であり,その付近で満開の桜は地元の新しいシンボルとなることを期待します。
1:佐野藤右衛門氏は,京都・嵯峨野にある造園業「植藤」の当主が襲名する庭師の名跡で,天保3年より代々,仁和寺御室御所の造園を担い,当代の第16代 佐野藤右衛門は,祖父である第14代 藤右衛門が始めた日本全国のサクラの保存活動を継承し,「桜守」としても知られています。
2:浪分桜は,東日本大震災の教訓を次の世代そして千年先まで伝えるため,津波到達点付近に植えている桜木のこと。はなはなプロジェクトはその浪分桜を県内に植える活動をしています。
平成28年2月25日
石井閘門付近(旧北上川と北北上運河の分岐点)
祇園枝垂桜 2本(樹高9m,7m)
<祇園枝垂桜(1)>
<祇園枝垂桜(2)>
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