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令和2年12月9日更新
本庁や児童相談所等において、主に児童の保護その他児童の福祉に関する相談、指導等業務に従事します。
具体的には、児童相談所では児童福祉司として児童の保護や児童の福祉に関する相談に応じ、専門的な知見に基づいて必要な指導を行うほか、保健福祉事務所では社会福祉主事として生活保護業務などに従事します。
児童福祉司として児童に関する相談を受け、子どもが有する問題や子どもの置かれた環境の状況等に応じた方針の基に、一時保護や家庭への支援等、子どもや家庭に最も効果的な援助を行うことで、親子の再統合を図ります。
児童の養育、保護についての関連する法律や制度に基づいた児童相談所や里親への支援や、児童入所施設の運営指導のほか、児童の福祉に関する各種制度の企画立案などを行います。
年度 | 配属先 |
---|---|
平成28年度~平成30年度 | 中央児童相談所【地方機関】 |
令和元年度~ | 北部児童相談所【地方機関】 |
児童相談所の家庭支援班に所属しており、児童福祉司として、18歳未満の子どもに係る虐待、非行、養護等の相談を受け付け、関係機関と協働しながら、子どもが安全に安心して過ごせるように環境調整する業務を担当しています。
子どもや保護者との面接や電話対応、学校、病院、施設等の関係機関とのやりとりが業務の中心となるため、県民・地域の方々と直接かかわり、支援することができます。
児童相談所には、児童福祉司の他に、児童心理司、里親担当、措置担当といった様々な担当がいます。
児童福祉司が個々で動くことも多いですが、子どもや家庭がより良い方向に向かうために児童相談所でできることは何か、それぞれの立場から意見を出し、所内全体で話し合って決めていくので、そのプロセスにやりがいを感じます。
業務の中で、時には指導的な対応が必要なこともありますが、主体は子どもや保護者であることは忘れないように気をつけています。
実際、その人自身のこと(これまでの人生や考え方等)や家族のこと等、教えていただくことが多いです。それが自分の経験や勉強になることもあり、ケースワークの幅が広がっているとも感じています。
業務の中では、医療や教育、生活保護等色々な分野にかかわることがあります。
「聞いたことあるな」という程度でも頭に引っかかる制度やサービスがあれば、必要な支援につなぐことができます。多くの情報を覚えていなくても、引き出しを探すきっかけにはなるので、学生時代の勉強が生かされているように思います。
東北の中心である宮城県で、これからの未来を担う子どもたちのために何かできることがあれば良いと思い、宮城県職員を目指しました。
私自身は他県出身なので、業務に当たりながら、宮城県内の地域のことを知ることができる県職員に魅力を感じました。また、就職説明会の時に同職種の大先輩からお話を聞くことができ、いつか一緒に働きたいと思ったことも理由の一つです。自分が働くイメージにもつながるので、直接話を聞くことができる機会があれば参加することも一つかもしれません。
大変な業務ですが、一人きりではなく、皆で悩みながらできる仕事だと思います。
また、様々な研修に参加できる機会も多く、自己研鑽に努められる環境でもあると感じています。
ぜひ、宮城県職員となって、いつか一緒に働きましょう。
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