予算決算（平成12年度2月補正）

平成12年度2月補正予算について

平成13年2月
宮城県

1 予算編成の考え方

今回の補正予算は、「日本新生のための新発展政策」に対応した国の補正予算に関連する追加事業及び例年最終補正予算で行っている歳出予算の執行額や国庫補助金等の歳入予算の確定に伴う計数整理などを中心に計上した。
また、平成13年度以降の公債費の増加と財源不足に備え、当初予定していた基金取崩しを取り止めるとともに、県債管理基金に積み立てることとした。

2　予算規模等

以上の結果、今回の補正額は一般会計で約171億円、総会計では約270億円の増となり、補正後の予算額は、一般会計で約8,858億円（対前年度同期比3.9％減）、総会計で約1兆1,176億円（対前年度同期比2.4％減）となった。

3　主な歳出予算の内訳（総会計）

• 国直轄事業負担金（新発展政策分等）　約56億円
• ケアハウス整備助成費（新発展政策）　約1.6億円
• 介護予防拠点整備費（　〃　）　約3億円
• 道路橋りょう事業費（除融雪経費）10億円
• ワールドカップ推進費　約2.4億円
• 土地開発公社貸付金　約19億円
• 林業公社貸付金　約89億円
• 宮城野原総合運動場整備費　約60億円
• 県債管理基金積立金　約54億円
• 県税交付金　約20億円

4　主な歳入予算の内訳

• 県税
  法人県民税約29億円、法人事業税約95億円、県民税利子割約32億円の増等により、全体で160億円増加し2,610億円（対前年度決算比2.7％増）となった。（「県税交付金」等の歳入・歳出を相殺した実質増は、約117億円）
• 基金繰入金（財政調整基金等4基金）
  県税の増収、事務経費の節減等により、当初予定していた基金取崩しを取り止めることとした。この結果、平成12年度末基金残高見込額は、次のとおり。

一覧表

11年度末残高	12年度予算				12年度末残高見込
		（当初）	（11月補正）	（2月補正）
約168億円	取崩額	26億円	▲　6億円	▲20億円	約252億円
	積立額	-	約31億円	約54億円

＊億円未満を四捨五入しているため、合計と一致しない。