掲載日:2019年12月12日

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海外に渡航される方へ

海外渡航を予定している方は,事前に渡航先の感染症に関する情報を収集し,早めに必要な準備を行うことをお勧めします。また,海外滞在中は,感染症の予防対策を行いましょう。
帰国後に発熱,下痢などの症状が出た時は,早めに最寄りの医療機関を受診してください。
受診の際は,(1)渡航先(2)渡航先での行動(蚊に刺された,動物に接したなど)を医師に伝えてください。
特に,麻しんについては,海外で麻しんに感染した患者を契機として,国内での感染事例が散見されております。渡航前には,母子健康手帳等でワクチンの接種歴を確認し,必要に応じて医療機関でワクチン接種の相談をしましょう。

海外での感染症流行状況

渡航先の感染症発生状況等の最新情報を下記のホームページ等で入手しましょう。

予防対策

海外で感染症にかからないため,感染症への正しい知識と予防に関する方法を身につけましょう。

【一覧】海外で注意しなければならない感染症(PDF:149KB)

予防接種

海外で流行している感染症には,予防接種で予防できるものがあります。余裕をもって医療機関でワクチン接種の相談をしましょう。

  • 麻しん,風しん等これまで受けた母子手帳等で予防接種について確認しましょう。
  • 国内の定期予防接種に含まれない感染症でも,国内で予防接種できるものがあります。
  • 渡航先によっては,入国するために黄熱の予防接種が必要な国(地域)があります。

海外渡航のためのワクチン(厚生労働省検疫所FORTHホームページ)(外部サイトへリンク)

食べ物や水を介した感染症

渡航先にもよりますが,海外では,E型肝炎,A型肝炎,細菌性赤痢などの食べ物や水を介した感染症に感染する可能性があります。海外では以下のことに気を付けましょう。

  • 手洗いをこまめにしましょう。
  • 生水は飲まないようにしましょう。
  • 氷の摂取は避けるようにしましょう。
  • 完全に火の通った食べ物を食べましょう。
  • カットフルーツ,生の野菜を食べることは避けましょう。

動物から感染する感染症

海外には,日本にはない,鳥インフルエンザ(H5N1,H7N9),中東呼吸器症候群(MERS),狂犬病等,動物から感染する感染症が多数あります。また,野生動物や家畜はどのような病原体を持っている分かりません。海外では,むやみに動物に触れることはやめましょう。

蚊が媒介する感染症

主に熱帯・亜熱帯地域において,デング熱やジカウイルス感染症,マラリア等の蚊を媒介した感染症に感染するリスクのある地域があります。流行地域では以下のことに気を付けましょう。

  • 長袖・長ズボン等,できるだけ肌を露出しない服装を心掛けましょう。
  • こまめに虫よけ剤を使用しましょう。
  • マラリアの流行地域では,夜間の外出を控え,就寝時には蚊帳を使用しましょう。
  • 黄熱については予防接種が,マラリアについては予防薬があります。流行地域に渡航する方は,事前に医療機関に相談しましょう。
  • デング熱について,詳しくは,デング熱についてのページをご覧ください。
  • ジカウイルス感染症について,詳しくはジカウイルス感染症についてのページをご覧ください。

帰国後具合が悪くなった場合

  • 空港や港に設置されている検疫所では,渡航者の方を対象に健康相談を行っています。
    帰国時に発熱や下痢,具合が悪いなど体調に不安がある場合には,検疫所までご相談ください。
  • 帰国後に発熱,下痢などの症状が出たときは,早めに最寄りの医療機関を受診してください。
    受診の際,渡航先,滞在期間,現地での飲食状況,渡航先での職歴や活動内容,動物との接触の有無,ワクチン接種歴などを医師に伝えてください。

リンク

お問い合わせ先

疾病・感染症対策課感染症対策第一班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号

電話番号:022-211-2632

ファックス番号:022-211-2697

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