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宮城県では、中小ものづくり企業の放射光利用促進と技術力向上を目的に、「放射光利用実地研修事業」に取り組んでおり、令和5年度は、放射光を継続的に利用している企業様が放射光を使って自社の課題解決等に取り組まれた状況について、また、産業技術総合センターの職員が、技術課題の放射光での解決可能性調査(活用支援FS事業)に取り組んだ状況について、報告をしました。
1.日時:令和6年3月21日(木曜日) 午後1時30分から午後4時30分まで
2.場所:TKPガーデンシティPREMIUM仙台西口 5階 ホール5A
3.主催:宮城県、放射光利用技術研究会
4.内容:
◆第1部 13:30~14:30 放射光利用実地研修成果報告会
「放射光X線CTによる食品解凍技術の評価」
アイリスオーヤマ株式会社 応用研究部 藤村 洋 氏
「放射光による電線樹脂材料の残留応力に関する分析について」
北日本電線株式会社 新事業研究部 技術研究G 下村 鈴之介 氏
◆第2部 14:30~15:30 活用支援FS成果報告会
報告1「高分子架橋材料の構造解析〜放射光小角X線散乱の応用〜」
産業技術総合センター 材料開発・分析技術部 研究員 遠藤 崇正
報告2 「放射光斜入射X線回折によるセラミックス表面分析の試み」
産業技術総合センター 材料開発・分析技術部 主任研究員 内海 宏和
報告3 「X線CTとX線回折の複合による非破壊異物分析の試み」
産業技術総合センター 材料開発・分析技術部 研究員 伊藤 桂介
各報告の後には、有識者ゲスト3名からコメントをいただきます。
(有識者ゲスト)
一般財団法人光科学イノベーションセンター シニアパートナー 八木直人 氏
一般財団法人光科学イノベーションセンター シニアパートナー 渡辺義夫 氏
あいちシンクロトロン光センター 産業利用アドバイザー 砥綿眞一 氏
◆情報提供 15:30~15:50 ナノテラス利用と支援について
◆情報交換会 16:00~16:30
宮城県では,2023年度の次世代放射光施設稼働を見据え,県内企業の放射光利用促進を図り,研究開発力の強化によるイノベーション創出,競争力強化によるものづくり産業の振興を目的として,放射光の利用経験がある県内企業を対象に,国内放射光施設を活用した実地研修を行います。
また,参加費用について,「宮城県放射光利用実地研修補助金」を交付します。
国内放射光施設を活用して,放射光実地研修(自社サンプル作製,放射光施設での測定,データ解析)を行います。経験者向けのコースですので,原則,研修受講決定事業者において研修を進めていただくこととなりますが,実地研修が円滑に進められるよう,県産業技術総合センターの研究職員が企業ニーズに応じてサポートします。
研修受講決定事業者に対しては,参加経費の一部を補助します。対象となる経費,補助率及び補助限度額は,次のとおりです。
宮城県経済商工観光部 新産業振興課班 産学連携推進班(Tel 022-211-2721)
(〒980-8570 仙台市青葉区本町三丁目8-1)
〔審査会日程〕令和5年5月30日(予定)
※時間等の詳細は,申請書受理後,個別に御連絡します。
〔実施方法〕オンライン(WEB面談)方式でのヒアリング審査
〔参加方法〕任意の場所(会社,自宅等)からのオンライン参加
※インターネットへの接続及びウェブカメラ等が必要となります。
※任意の場所からのオンライン参加が難しい場合は,県産業技術総合センター(仙台市泉区明通2丁目2番地)からオンラインで御参加いただきます。
〔補足資料〕プレゼンテーション用資料として,任意の補足資料(PowerPoint等)を下記により提出して下さい。
A1.想定する概算費用を計上してください。
A2.利用する放射光施設や測定内容により異なります。
なお,アドバンストコースにおけるシフト数の制限はありません。
A3.本研修事業は,企業自らが実際に放射光施設を利用して自社の課題解決等に向けて取組むことを目的とするものです。そのため,一部業務の委託はできません。企業が大学等と共同で実施することは可能です。
A4.発生します。想定する機器使用料を「使用料」へ計上してください。機器使用料は県産業技術総合センターのウェブサイト(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)をご確認ください。
また,企業ニーズに応じて,県産業技術総合センターの研究職員が行う支援に係る経費については,補助対象経費の対象外となります。
A5.アドバンストコースは,放射光利用経験者向けのコースであり,研修受講決定事業者に放射光利用に関する知識や経験があることが前提となります。そのため,研修事業を実施に関する困りごとについては,研修受講決定事業者が県産業技術総合センターの支援を必要とする場合に相談いただき対応することを想定しています。
なお,支援内容は相談内容により異なります。場合により,ご希望に添えない場合もございますので,予めご了承願います。
1.研修受講申込兼 補助金交付申請 |
5月19日(金曜日)まで |
(1)研修受講申込兼補助金交付申請書 |
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(2)事業計画書 |
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(3)収支予算書 |
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(4)支出明細書 |
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(5)定款 |
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(6)宮城県の県税(税目:全ての県税)の納税証明書(1か月以内のもの) |
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(7)暴力団排除に関する誓約書・役員名簿 |
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(8)会社案内・パンフレット |
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(2)研修完了報告兼 補助金実績報告 |
研修受講後30日以内又は翌年度の4月20日の何れか早い日まで |
(1)研修完了報告書兼補助金実績報告書 |
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(2)事業報告書 |
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(3)収支決算書 |
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(4)支出明細書 |
1.研修計画変更の承認 |
研修計画の変更※が生じた場合 (20%以内の経費の変更等) |
(1)研修事業計画変更承認申請書 |
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(2)事業計画書(変更後) |
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(3)収支予算書(変更後) |
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2.研修事業中止(廃止)の承認 |
研修を中止(廃止)する場合 |
(1)研修事業中止(廃止)承認申請書 |
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3.消費税及び地方消費税の仕入控除税額の報告 |
補助事業完了後に消費税及び地方消費税の申告を行い仕入控除税額が確定した額の変更があった場合 |
(1)消費税及び地方消費税仕入控除税額報告書 |
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(2)消費税及び地方消費税申告書の写し |
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(3)その他参考となる書類((2)に関連する付表等) |
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事業者名 | テーマ |
北日本電線(株) | 放射光を用いた電線・ケーブルの絶縁材料の分析 |
アイリスオーヤマ(株) | 日用品、家庭用電化製品の放射光X線CTによる評価 |
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