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美里町立中埣小学校(令和6年11月7日開催)の小学5年生16名、青生小学校(令和6年11月8日開催)の小学5年生12名を対象に「田んぼダム出前講座」を開催しました。
宮城県では、近年多発する豪雨災害への対策として、水田の持つ雨水貯留能力を最大限活用し、洪水被害を緩和する「田んぼダム」の取り組みを推進しています。この出前講座は、小学生を対象とし、田んぼダムの仕組みや効果を知ってもらい、田んぼダムの取り組みへの理解向上を目的としています。中埣小学校では3回目、青生小学校では2回目の田んぼダム出前講座の開催となりました。
まず始めに「ちいきを守る田んぼダム~ふだんは田んぼ、ときどきダム~」と題して、田んぼダムの仕組みと効果についての講義を行いました。(写真は青生小学校)
途中、簡単なクイズを挟みながら、田んぼダムのメリットなどについて学ぶことができました。
次に、ため池に関する説明や注意喚起を行いました。農村振興課作成のビデオ「まもろうね!ためいけルール」を鑑賞し、3つのため池のルールを児童の皆さんが音読することで、理解を深めることができました。(写真は中埣小学校)
鑑賞したビデオは、こちらから見ることができます。
次に、美里町の農業に関するクイズを4問出題しました。正解発表の際に、大きな歓声があがるほど盛り上がり、児童の皆さんは楽しみながら取り組んでいました。(写真は中埣小学校)
次に、通常の田んぼと田んぼダムの違いを比べることができる模型を使って実験を行いました。(写真は青生小学校)
実験は、両日ともに成功し、講義で学んだ田んぼダムの効果を直接目で見て、学ぶことができました。
最後に、中埣小学校では、児童が事前に絵を描いたロート型堰板を小学校目の前の田んぼに設置しました。
青生小学校では、ロート型堰板に絵を描きました。児童の皆さんは、美里町公認キャラクターである「みさとまちこちゃん」や、好きな動物などのイラストを描いていました。
絵付けをした堰板は、来年度、美里町内の田んぼに設置される予定です。
児童からは、「実験やクイズにより、楽しく学ぶことができた」との感想がありました。
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