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令和4年6月30日,小牛田農林高等学校農業技術科農業土木コースの1年生35名を対象に,国営造成施設などを見学する農業農村整備事業学習会を開催しました。
この学習会は農業土木コースで学ぶ高校生に農業農村整備事業や地域の農業への理解を深め,学校での学習や今後の進路選択に役立ててもらうため,平成18年度から毎年開催しているものです。
今回の学習会では,二ツ石ダム[加美町宮崎],色麻町農業伝習館[色麻町四竃],桑折江(こおりえ)頭首工[大崎市三本木]の見学を行いました。
管理棟でダムの構造や種類について県大崎地方ダム総合事務所の職員から説明がありました。
その後,地下70mのスロープを降り監査廊の見学を行いました。普段はなかなか入ることが出来ないダムの施設を見学し生徒の皆さんは興味深そうな様子でした。
世界農業遺産大崎耕土の巧みな水管理を支えてきた地域の自治組織「契約講」について色麻町社会教育課の担当職員から説明がありました。
契約講を初めて知った生徒も多く,新鮮な様子で説明を聞いていました。
色麻町,大衡村,大崎市に跨がり,1600年代の伊達藩による新田開発に伴い開削され,現在でも利用されている用水路である荒川堰用水路について大崎市世界農業遺産推進課の担当職員から説明がありました。
30kmもの水路を手掘りで完成させた当時の人々の技術や努力を知り生徒の皆さんは驚いていました。
巻上機のある上屋で施設の概要や目的について,国土交通省北上川下流河川事務所鹿島台出張所の担当職員から説明がありました。
こちらでは河川からの用水の取水について理解を深められたようでした。
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