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令和4年12月8日に美里町にある宮城県小牛田農林高等学校で農業農村整備事業学習会を開催しました。
この学習会は農業土木コースの生徒を対象に,農業農村整備への理解を深め,学校での学習や今後の進路選択へ役立ててもらうため,平成18年度から毎年開催しているものです。
今年度は農業技術科農業土木コースの1年生35名を対象に実施しており,6月末に実施した現地見学会形式の学習会に続き,今回は,講義・ワークショップ形式での学習会を実施しました。
講義は,「ほ場整備事業について」,「北部地方振興事務所農業農村整備部の概要」,「世界農業遺産「大崎耕土」について」の3つをテーマに行いました。
講義の後,ワークショップを実施し,「農村の魅力を守っていくためにはどうしたらよいか」など,グループ毎に事前に選択したテーマについて話し合いました。
ワークショップ開始直後は,なかなか意見が出にくい様子でしたが,時間が経過すると徐々に活発な議論が行われていました。
最後に,グループで話し合った内容をまとめ発表してもらいました。
難しいテーマにも関わらず生徒の皆さんは活発な議論のもと,「(農村の魅力を守っていくためには)特産品を作り,ふるさと納税を活用する」や「(農村の魅力を守っていくためには)田んぼを生かしたまちづくりをする」など,グループ毎に出た意見を上手くまとめることができました。
今回の学習会で,普段の授業とは異なる形式・視点から農業農村について考えることで,今後の学習や進路を考える上での参考となれば幸いです。
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