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掲載日:2022年10月31日

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川渡(かわたび)小学校の5年生が田植えを体験しました

令和4年5月10日,大崎市鳴子温泉にある川渡(かわたび)小学校の5年生15名が総合的な学習の一環で田植えを体験しました。

川渡小学校では平成22年からこのような田植え体験を中山間地域等直接支払交付金の集落協定である「大尺(だいしゃく)集落協定」と連携して実施しています。

中山間地域等直接支払交付金とは,中山間地等の農業生産条件の不利を補正し,地域の農業生産活動を維持するための活動を支援する制度です。

この日は晴天で,絶好の田植え日和となりました。

大尺集落の田園風景

 

今回の田植えでは,「たかさご」と呼ばれる道具を使い,田んぼに格子状の線を引き,線が交わった箇所を目印に稲を植えていきました。

たかさごと呼ばれる道具目印のついた田んぼ

 

集落協定の方から稲の植え方を教わり,田んぼに入った児童からは「冷たくて気持ちいい!」,「初めての感覚!」などといった声が聞かれました。

植え方のレクチャー田植えの開始

 

開始直後は,思うように苗が植えられなかったり,足が抜けなくなったりする児童もおり,苦戦する様子でしたが,後半は足下にも慣れ,集中力も増し植え方も上達したようでした。

田植え中の風景集中して植える様子

田植えを体験した児童からは,「倒れないように苗を植えるのが難しかった」といった感想が聞かれました。

 

手植えの後には田植機の試乗や田んぼ周辺の生き物調査を行いました。

生き物調査では,特に,イモリやドジョウを見つけると児童は大はしゃぎな様子でした。

田植機の試乗生き物調査の様子

今回植えた品種は「みやこがね」という餅米の一種で,秋には児童自ら刈り取り,収穫後は小学校のほか福祉施設等へ寄贈される予定です。

大尺集落協定では傾斜地で不利な営農条件のなか,農道,水路,法面の草刈りや水路の泥上げ等の維持管理を実施しつつ,学校と連携した体験学習を行い,地域の将来を担う世代が食育,環境保全を学ぶ取組みを継続し,後継者の育成,地域農業の継承に努めています。

お問い合わせ先

北部地方振興事務所 農業農村整備部計画調整班

大崎市古川旭四丁目1番1号
大崎合同庁舎4階東側

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