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河川名 | 北上川水系迫川支川三迫川 | ||||
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位置 | 宮城県栗原市栗駒沼倉玉山1 | ||||
目的 | 洪水調節・かんがい用水・発電 | ||||
型式 | 重力式コンクリートダム | ||||
ダム諸元 | 貯水池諸元 | ||||
集水面積 | 53.0 | 平方キロメートル | 総貯水流量 | 13,715,000 | 立方メートル |
湛水面積 | 0.83 | 平方キロメートル | 有効貯水容量 | 12,758,000 | 立方メートル |
堤高 | 57.2 | メートル | 洪水調節容量 | 9,103,000 | 立方メートル |
堤頂長 | 182.0 | メートル | 洪水期利水容量 | 3,655,000 | 立方メートル |
堤体積 | 119,888 | 立方メートル | 洪水時最高水位 | EL205.2 | メートル |
ダム天端高 | EL207.2 | メートル | 平常時最高貯水位 | EL198.0 | メートル |
計画高水流量 | 920 | 立方メートル毎秒 | 洪水貯留準備水位 | EL190.0 | メートル |
最大放流量 | 50 | 立方メートル毎秒 | 最低水位 | EL175.0 | メートル |
洪水期:7月1日から9月30日まで
非洪水期:10月1日から6月30日まで
栗駒ダムのある三迫川は、宮城県の北西部に位置し、岩手県と秋田県の県境に誇る栗駒山(標高1626m)に端を発し、金成耕土を貫流して、栗原市若柳大林で迫川に合流する流域138平方キロメートル、延長38kmの1級河川です。
三迫川をはじめとする迫川水系は、古くから洪水被害に悩まされていた地域で、特に昭和23年のアイオン台風による洪水被害が最も激しく、水田3,130ヘクタールが冠水するなど甚大名被害をもたらしました。一方、流域の保水能力が乏しいこともあり、干ばつ時には用水不足による被害もしばしば発生していました。
このようなことから、北上川総合開発の一環として、県営防災ため池事業が採択され、「洪水調節」・「鉱毒防止」・「かんがい用水補給」・「発電」を目的とする多目的ダムとして、昭和25年に工事を着手し、12年の歳月と16億2千万円の費用を投じて、37年3月に完成しました。
現在、ダム完成から50年が経過していますが、ダム建設に伴い、玉山集落28戸の移転など多くの人達の協力がありました。
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