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国の地震調査委員会が公表した「宮城県沖地震の長期評価」では、地震発生の可能性は、年々高まっており、今後20年程度以内(平成32年頃まで)に、約80%の確率で、次の地震が起こる可能性が高いと指摘されています。また、昭和53年の宮城県沖地震ではブロック塀等の倒壊により多数の死傷者がでました。
このような状況を踏まえ、宮城県、石巻市、塩竈市及び大崎市では、市町村、関係団体との連携の下、小学校におけるスクールゾーン内のコンクリートブロック塀等の実態調査を下記により実施しました。その結果は次のとおりです。
今後、この調査結果を踏まえ、危険なブロック塀等の解消のため、所有者への指導、関係機関への協力依頼を始めとした各種対策を講じていく予定です。
記
評価 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
調査主体 | 学校数 | A/F | B/F | C/F | D/F | E/F | F/F |
A | B | C | D | E | F | ||
宮城県 | 296 | 42.3% | 35.9% | 14.5% | 6.3% | 1.0% | 100.0% |
2,744件 | 2,327件 | 937件 | 411件 | 64件 | 6,483件 | ||
石巻市 | 19 | 57.9% | 26.1% | 15.2% | 0.7% | 0.2% | 100.0% |
711件 | 321件 | 187件 | 8件 | 2件 | 1,229件 | ||
塩竃市 | 8 | 41.0% | 34.2% | 14.5% | 8.5% | 1.7% | 100.0% |
144件 | 120件 | 51件 | 30件 | 6件 | 351件 | ||
大崎市 | 14 | 23.1% | 33.8% | 31.5% | 7.7% | 3.8% | 100.0% |
30件 | 44件 | 41件 | 10件 | 5件 | 130件 | ||
合計 | 337 | 44.3% | 34.3% | 14.8% | 5.6% | 0.9% | 100.0% |
3,629件 | 2,812件 | 1,216件 | 459件 | 77件 | 8,193件 |
評価
A:特に問題と思われる箇所がない。
B:特に危険と思われる箇所がない。(注意事項あり)
C:より詳細な調査が望まれる。
D:補強工事又は改修工事等の検討が望まれる。
E:除却することが望まれる。
注記
※調査主体により調査対象外のものも調査している場合がある。(A評価に含まれる。)
※石巻市については、旧石巻市内での調査及び調査結果である。
※大崎市については、旧古川市内での調査及び調査結果である。
(「旧石巻市内」及び「旧古川市内」以外の石巻市・大崎市の地区は「宮城県」に含まれている。)
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