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土木請負工事費の積算にあたって,本県では「土木工事標準積算基準書1~4」を使用しています。積算基準書には標準歩掛が記されており,積算者は標準歩掛,労務単価,資材単価等を用いて工事費の積算を行っています。
各種積算基準書は,県庁及び各地方公所の県政情報センターで公表しています。
土木工事を施工するには,さまざまな機械や材料,労務が必要となりますが,標準歩掛はこれらの労務数量,機械の運転時間等の所要量について,工種毎に標準的な値を定めたものです。
宮城県土木部で適用する土木工事標準積算基準書は、国土交通省の土木工事標準積算基準書に準じ改定し適用しています。
令和元年度は,土木工事標準積算基準書のうち13工種を改定します。(・新規制定【1工種】・維持修繕に関する歩掛の改定日当たり施工量【3工種】・労務,資機材等の一部改定を行った【9工種】)
工事費の積算は実態にあったものにする必要があることから,下記フローの手順で標準歩掛は改定されます。
モニタリング調査(全工種)
施工実態と標準歩掛との整合性を検証する。
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調査デ-タの解析
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歩掛モニタリング結果の検討
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機械施工積算合理化調査
モニタリング調査の結果,現歩掛と差異が生じてる場合等に実施します。
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データ収集・解析
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歩掛(案)の作成
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各種検討会議・他意見集約等
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改正・制定の決定
販売はしていませんが,県庁の県政情報センタ-又は各県合同庁舎内の情報公開コ-ナ-で公表しています。(閲覧による公表のみで,複写は不可です。)また,土木工事標準積算基準書(3)は,「設計業務等標準積算基準書・設計業務等標準積算基準書(参考資料)」および「設計業務等標準積算基準書(運用版)」から成りますが,「設計業務等標準積算基準書・設計業務等標準積算基準書(参考資料)」は刊行物であるため閲覧していません。
早期復興に向け事業が推進され膨大な量の工事が一斉に進められており,現場の生産性が低下している状況にあるため,平成25年9月12日に国土交通省で示された,被災3県における施工実態調査の結果より日当り作業量の低下を確認した32工種の復興歩掛について,当県においては平成25年10月1日以降入札公告又は指名通知を行う案件から適用いたします。
宮城県では,平成26年10月1日より施工パッケージ型積算方式を導入しております。
宮城県土木部の令和元年10月改定の積算基準は,国土交通省において令和元年4月より適用している419施工パッケージとなります。
宮城県土木部では「東日本大震災の復旧・復興事業実施期における積算基準及び設計単価の適用年期日についての運用について(PDF:92KB)」及び「東日本大震災の復旧・復興事業実施期における積算基準及び設計単価の適用年期日の改定について(PDF:43KB)」により,公告日の前月の積算基準及び単価を使用していることから,平成27年11月1日以降公告等を行う(平成27年10月の基準・単価により積算を行う)ものからの適用とします。また,WTO案件については,「東日本大震災の復旧・復興事業実施期におけるWTO案件の積算基準及び設計単価の適用年期日について(PDF:61KB)」により,平成27年12月1日以降公告を行うものからの適用とします。
施工パッケージ型積算方式については,下記を参照下さい。
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