宮城県CALS/EC整備基本構想の策定について
平成14年9月17日に開催された「IT戦略推進土木部会」において、土木部としてのCALS/ECへの取り組み方針を、「宮城県CALS/EC整備基本構想」として策定しました。
※全文は宮城県CALS/EC 整備基本構想をご覧下さい(PDF:132KB)
対象範囲
- 「事業範囲」=全ての公共事業。
- 「組織範囲」=公共事業を執行する全ての部局。県内市町村。
推進体制
- 推進の中心組織として、関係部局・外郭団体・市町村・業界団体から成る「宮城県CALS/EC推進協議会(仮称)」を設置。
整備目標年次(横軸)
- 国土交通省が示す2007年度(平成19年度)の完全導入を目指す。
- 整備期間を2ヶ年ごとに区切り、段階的に整備する。
整備期間
- 第1段階「準備段階」2002~03年度
- 第2段階「構築段階」2004~05年度
- 第3段階「実験段階」2006~07年度
- 本運用2008年度~
導入施策(縦軸)
想定するIT化構想。
情報の電子化
- 各種様式類の電子化
- 閲覧図書(仕様書)の電子化
- 成果品の電子化
- 各種台帳類の電子化
- 設計積算基準類の電子化
- 自動積算
情報通信
- オンライン入札
- 入札情報のWeb公開
- 契約関連手続きのオンライン化
- 業者とのオンライン情報交換
- モバイル通信を活用した情報伝達の迅速化
- 設備関係のオンライン集中管理
- 設備関係の遠隔操作
- 住民意見のWeb受付
情報の共有と再利用
- 各種電子情報の蓄積及びデータベース化
- GISを利用した各種蓄積情報の連携(高度化)
- データベースの共有化
- 受発注者間での情報共有化
インフラの整備
- 通信基盤として「みやぎハイパーウェブ」を利用する。
- 積算端末をインターネット接続し、CALS/EC用端末とする。
運用管理
- 統一ルールを作成し、同じ環境で全県的に運用する。
- 重要情報のセキュリティ対策として電子認証(電子署名)を活用する。
教育・普及・支援活動
- 「県庁職員」への教育活動はもちろんのこと、「市町村」や「業者」に対する普及・支援活動や、住民に対するPR活動などを行う。
行動計画の作成
- 導入のための具体的な行動計画を「アクションプログラム」として作成する。
- 上位計画である「整備基本構想」に基づき、平成15年度当初に推進協議会により作成する。