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今年度の受講申込・受講案内(シラバス)については令和5年度みやぎカーインテリジェント人材育成センター研修についてをご覧ください。
宮城県並びに東北全体においては、自動車関連企業の集積が進んでいますが、合わせて自動車関連産業の一層の振興・発展に向けて自動車産業に関連する生産技術や研究開発をリードできる人材の育成が喫緊の課題です。この様な背景を踏まえ、みやぎカーインテリジェント人材育成センターでは、平成19年12月から産学官の連携により、自動車の生産技術や設計・開発に関わる技術者育成のための体系的な研修の機会を無料で提供してきました。
今年度は、世界的に猛威をふるった新型コロナウィルスがようやく収束に向かっていることを踏まえて工場見学の時間を増やすなど一部講座を見直した上で実施することといたしました。
研修カリキュラムも年々受講者の参加状況や講師の意見を踏まえ、又昨今の自動車産業の大きな変革も勘案し、より魅力あるものを目指して改定しています。東北等の学生を対象に、自動車関連企業でご活躍の技術者並びに大学等の教員による基礎並びに実践的講義や実習、さらに企業の技術者との対話を通して、自動車関連企業をより深く知るための交流の場を設け、自動車関連産業の魅力に触れることが出来る場を提供しています。その結果、過去5年間の受講者のおおよそ40%が、自動車関連産業へ就職しています。
東北地方の自動車産業のさらなる発展の一翼を担うことが期待される皆様の積極的なご参加と研鑽を期待しています。
みやぎカーインテリジェント
人材育成センター運営会議
議長 庄子 哲雄
(国立大学法人東北大学 名誉教授)
みやぎカーインテリジェント人材育成センター研修
(オンデマンド受講の場合、8月16日(水曜日)~9月16日(土曜日)の期間中に動画視聴)
自動車メーカーや自動車部品メーカーの現役技術者等から、自動車産業の状況、企業の取組事例などを講義形式で学びます。
自動車部品(エンジン・ステアリング等)の分解・組立実習を通じて、自動車の機能、仕組みを学びます。
県内の自動車メーカー等の工場見学と若手社員との交流座談会を通じて、県内の自動車関連企業や実際の仕事内容について理解を深めます。
自動車部品の設計・開発に関する基礎知識や手法・心構えなどについて、講義・グループワークを通じて理解を深めます。
車両型ロボットのプログラミング実習等を通じて、モデルベース開発を活用した製品開発について学びます。
ボードコンピュータの「RaspberryPi」を使用した実習を通して、IoTの基礎を学ぶとともに、物体を識別するAIモデル(判定機)を作成し、AI構築の代表的な手法を学びます。
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