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掲載日:2021年7月30日

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みやぎ発展税|令和2年度 活用状況等について

「富県宮城」の実現に向け,平成20年3月から導入した「みやぎ発展税」(法人事業税の超過課税)について,当該税を財源とする施策に関し,その効果や実績の評価を明らかにするとともに,地域産業及び県民生活に十分にその効果が及ぶよう配慮すべきとの県税条例の改正に際しての附帯意見も踏まえ,令和2年度の活用状況等をとりまとめました。

1 「みやぎ発展税」(法人事業税の超過課税)の概要

(1)実施期間と超過税率

実施期間

平成20年3月1日から令和5年2月28日まで

  • ※平成30年2月28日までだった課税実施期間を5年間延長(宮城県県税条例平成29年9月29日改正)
  • ※この期間内に終了する事業年度分の法人事業税及びこの期間内の解散に係る清算所得に対する法人事業税が対象

超過税率

「みやぎ発展税」導入時の宮城県県税条例第41条に定める税率(=標準税率)の5%相当額

(2)適用法人等

資本金又は出資金の額が1億円を超える法人,若しくは所得金額が年4千万円(収入金額の場合,年3億2千万円)を超える法人等

(3)活用の基本的な考え方

「みやぎ発展税」は,「宮城の将来ビジョン」の実現に向け,県経済の成長を図るための産業振興に関する施策としての「産業振興パッケージ」と大規模な地震による被害の最小化に関する施策としての「震災対策パッケージ」に活用

2 「富県宮城推進基金」の概要

(1)「富県宮城推進基金」の設置

「みやぎ発展税」は,その税収及び使途を明確化するため,「富県宮城推進基金」を平成20年4月1日から設置し運用

(2)令和2年度基金積立金及び活用額等の状況

活用額等の状況(単位:千円)
積立額(A) 活用額(B) 差引額(A-B)
4,959,214 3,710,535 1,248,680

※ 活用額には,令和3年度への繰越額を含みます。

3 令和2年度「みやぎ発展税」の活用等の状況

(1)令和2年度「みやぎ発展税」活用事業

概要(単位:千円)
施策区分 事業数 令和2年度
事業費
(繰越額) うち基金活用額 (繰越額)
産業振興パッケージ 66事業 3,031,564 (661,682) 2,890,772 (565,541)
震災対策パッケージ 9事業 255,185 (36,340) 254,222 (0)
合計 75事業 3,286,749 (689,022)

3,144,994

(565,541)

※ パッケージごとに千円未満を四捨五入しているため,合計額と合致しない場合がある。

(2)実績等

下記一覧表のとおり,産業振興及び震災対策に係る施策の推進に活用しています。

※詳細はこちらから

産業振興パッケージ(事業費 3,031,564千円(繰越額 661,682千円),うち基金活用額 2,890,772千円(繰越額 565,541千円))

「産業振興パッケージ」では,企業誘致策の強化や技術高度化などによる県内中小企業等の競争力強化,産業振興の基礎である産業人材の育成・確保により,高度電子機械産業や自動車関連産業を中心とした製造業の集積促進に向けた取組を進めてまいりました。また,「富県宮城の実現」の成果を県内各地域で享受できるように,魅力ある地域資源を活用した観光産業,農林水産業,食品製造業等の付加価値向上に取り組みました。

1-1 企業集積促進(事業費 2,016,896千円(繰越額 505,933千円),うち基金活用額 2,008,086千円(繰越額 505,933千円))

県内外企業の県内への工場新増設等の促進を通して,競争力のある産業の集積を加速するため,従来の制度を大幅に拡充した「みやぎ企業立地奨励金」の活用や企業訪問活動,環境整備を進めました。

No 事業名 担当部課・室

決算額
(繰越額)

うち基金活用額

事業実績等
1 みやぎ企業立地奨励金事業 経済商工観光部
産業立地推進課
1,929,530 1,929,530 立地した自動車関連産業・高度電子機械産業・食品関連産業企業等25件(新設・増設)に対し企業立地奨励金を交付した。
2 名古屋産業立地センター運営事業 経済商工観光部
産業立地推進課
9,588 9,579 自動車関連企業を中心とした企業訪問(182件)を実施し,2社の県内立地が決定するなど,県内への企業集積と地元企業の取引拡大を図った。
3 工場立地基盤整備事業貸付金 経済商工観光部
産業立地推進課
0 0 工業用地の整備費用として市町村へ無利子で貸し付け,工業用地造成を促進するものであるが,令和2年度の貸出実績はなかった。
4 工業立地関連特別対策事業 経済商工観光部
産業立地推進課
0
(405,933)
0
(405,933)
企業局が行う仙台北部工業用水道の濁度対策事業に対して交付決定したが,令和2年12月から翌1月にかけての大雪の影響により工事に遅れが生じたことから次年度に繰越となった。
5 高水質浄水施設整備支援事業 経済商工観光部
産業立地推進課
20,000
(100,000)
20,000
(100,000)
工業用水を使用する企業が行う高水質浄水施設整備に対して,交付した。なお,交付決定を行ったうち1者については,新型コロナウイルスの影響により工期が遅れたため,次年度に繰越となった。
6 情報通信関連企業立地促進奨励事業 経済商工観光部
新産業振興課
45,635 45,635 誘致活動の結果,新たに7社を立地奨励金指定事業所に指定し,うち5社が年度内に仙台市内に立地し,2社が翌年度4月に立地した。
7 情報通信関連企業立地説明会開催事業 経済商工観光部
新産業振興課

301

301

自治体情報通信関連企業誘致担当者向け研修会開催し,IT企業の動向収集や誘致力を養った(8市6町の参加)ほか,IT企業向け誘致促進用品(ダブルポケットフォルダ)を作成し,企業に対し投資環境を広報した。
8 企業立地型交通安全施設整備事業 警察本部
交通規制課
11,841 3,041 多賀城市及び大和町において,交通信号機2基を整備し,企業立地等による交通量の増加等に対応した物流の円滑化を図った。
一覧表(単位:千円)
みやぎ企業立地奨励金事業

トヨタ自動車東日本株式会社(大衡村)

1-2 技術高度化支援(事業費 289,954千円(繰越額 78,130千円),うち基金活用額 195,757千円(繰越額 3,965千円))

県内中小企業の競争力強化のため,技術力や研究開発力,営業力等の向上を支援し,取引の創出・拡大につなげました。

No 事業名 担当部課・室

決算額
(繰越額)

うち基金活用額

事業実績等
9 産学連携プロジェクト推進事業 経済商工観光部
新産業振興課
1,980 1,980 宮城県に設置される次世代放射光施設の県内食産業への利用促進を目指し,放射光施設を利用した食品分野での商品開発や食材・商品のブランド化に関する調査を行う産学共同研究会を,県内学術機関に委託して実施した。(委託件数1件)
10 素材先端技術活用推進事業 経済商工観光部
新産業振興課
755 755 本事業関連技術を扱うオンラインセミナーを開催(1回 接続数49)し,地域企業への技術普及を図ったほか,大学や研究機関,地域企業との共同研究(3件)により,地域企業の課題解決と製品開発への支援を行った。
11 富県宮城技術支援拠点整備拡充事業 経済商工観光部
新産業振興課
13,079 13,079 地域の中小企業が独自に保有することが困難な真空凍結乾燥装置,大容量冷却遠心分離機等の機器を産業技術総合センターに設置することにより,技術支援機能の強化を図った。
12 産業技術総合センターEMC総合試験棟整備事業 経済商工観光部
新産業振興課
97,011
(78,130)
4,905
(3,965)
電子機器等の電磁耐性試験を行うためのEMC総合試験棟について,令和4年4月の供用開始に向け,建築工事の発注・着手を行った。
13 デジタルエンジニアリング高度化支援事業 経済商工観光部
新産業振興課
10,716 10,628 三次元CADや3プリンターを高度に活用した製品開発を行うデジタルエンジニアを養成するため,産学官連携によるセミナー(3回延べ79人参加),研究会(4回延べ101人参加),研修(2コース延べ14人参加)及び,地域企業が抱える個別課題について,デジタルエンジニアリングの手法を用いた解決支援を行った。
14

高度電子機械産業集積促進事業(人材育成センターを除く)

経済商工観光部
新産業振興課
38,409 36,442 展示会への出展支援(5回)や川下企業への技術プレゼンの実施,今後成長が見込まれる「半導体・エネルギー」「医療・健康機器」「航空機」の各分野の特性に合わせたセミナー(7回)等を開催し,県内企業の取引拡大や新分野進出を図った。
15 ものづくり基盤技術高度化支援事業 経済商工観光部
新産業振興課
9,800 9,800 県内中小企業等が技術開発等を進める上で有効な国補助事業(戦略的基盤技術高度化・連携支援事業)を活用するためには,事業管理機関が必須であるが,県内の支援体制が十分ではないため,(公財)みやぎ産業振興機構の専門員を増員(3人→6人)し,体制強化を図った。
16 新規参入・新産業創出等支援事業 経済商工観光部
新産業振興課
69,092 69,092 高度電子機械産業分野や自動車産業分野等での新事業,新産業創出などを促進するための産学官連携による技術高度化等に必要な技術製品開発(地域イノベーション創出型:補助採択4件,グループ開発型:補助採択3件),川下企業への参入を目指し試作開発(成長分野参入支援型:補助採択9件)の費用の一部を助成し新事業の実用化・商品化を支援した。
17 放射光施設設置推進事業 経済商工観光部
新産業振興課
2,470 2,470 東北6県の産学官が連携した取組の推進と産業業利用促進に向けた普及啓発のため,東北放射光施設推進協議会実務者会議を開催した。
リサーチコンプレックの形成に向けては,関係機関と連携し,今後の施策検討を行った。
県内企業の利用促進に向け,既存放射光施設(AichiSR)での放射光利用実地研修(あいちトライアルユース)を実施(参加経費補助3件)するとともに,具体的な活用事例などの成果報告会(オンライン接続数74)を行うことで,普及啓発にも取り組んだ。
また,次世代放射光施設整備の県内企業参入に向けて,事業者向けのウェブセミナーを開催した(視聴申込100名 動画再生回数517回)。
18 次世代素材活用推進事業 経済商工観光部
新産業振興課
8,562 8,562 セルロースナノファイバー(CNF)などの次世代素材の活用による産業振興を目的とし,オンラインセミナー(2回,接続数174)や研究会(1回,27人参加)を開催したほか,企業や学術機関との共同研究(8件)や企業の製品化に向けた個別課題の取組を支援した(9件)。
19 地域企業競争力強化支援事業 経済商工観光部
新産業振興課
9,606 9,606 産業技術総合センターが主体となり,企業等との連携協力のもと,自動車関連・医療機器関連・高度電子機械産業等の分野に関連する2つの研究課題を実施し,地域企業に技術移転を図るなど,地域企業の競争力強化を支援した。
20 自動車関連産業特別支援事業(人材育成センターを除く) 経済商工観光部
自動車産業振興室
28,474 28,438 県単独商談会(23社,1大学),非常勤職員等による県内企業訪問並びに生産現場改善指導(集合型6回60社・個別型5社),人材育成補助金交付(1社),自動車関連産業セミナー(1回開催,26人参加),新技術・新工法研究開発促進支援(支援テーマ5件)に加え,ベンチマーク活動支援事業における企業訪問やセミナー開催,部品分析委託,個別プロジェクト支援(4件)などを行い,県内企業の新規参入・取引拡大を支援した。また,自動車の電動化や自動化,新素材等に係る情報の収集・整理を行った。
一覧表(単位:千円)
デジタルエンジニアリング高度化支援事業

3DCAD高度活用研修

3Dプリンターによる小ロット生産技術研修

1-3 中小企業・小規模事業者活性化(事業費 171,672千円,うち基金活用額 165,023千円)

中小企業・小規模事業者の持続的発展・成長に向けて,生産性の改善等に向けた取組に加え,後継者の確保等事業承継に関する支援や起業のための拠点の確保,人的ネットワーク構築の機会の提供など創業・第二創業の加速化に向けた取組を推進しました。

No 事業名 担当部課・室

決算額
(繰越額)

うち基金活用額

事業実績等
21 ものづくり産業起業家等育成支援事業 経済商工観光部
新産業振興課
5,336 5,336 県内の中小企業者17社に対して,民間賃貸オフィス等に係る賃料を補助した。
22 富県宮城資金円滑化支援事業 経済商工観光部
商工金融課
6,267 6,267 富県宮城資金の新規融資実績(9件)と”伊達な旅”整備促進資金の新規融資実績(1件)に係る信用保証料軽減について,減収分を一部補助した。
23 地域特産品等販路開拓等支援事業 経済商工観光部
商工金融課
1,797 1,797 地域資源を活用した特産品の開発等に取り組む1団体に対して開発等に要する経費の一部を補助した。
24 創業加速化支援事業 経済商工観光部
中小企業支援室
49,913 49,913 県内で創業等する事業者40者(新規25件,継続15件)に対してスタートアップ資金を補助した。
25 地域創業推進事業 経済商工観光部
中小企業支援室
8,826 8,826 大都市圏での創業情報提供(28回),創業セミナーの開催(3回,33人参加),オンライン起業塾の開催(1回,9人参加),本県での創業に関する相談や個別の創業計画に係る相談への対応(66件),市町村創業支援ネットワーク会議(2回)を実施した。
26 新事業創出支援事業 経済商工観光部
中小企業支援室
15,379 15,379 地域資源等を活用して新商品等の開発を行う9社に助成を行った。
27 生産現場改善強化支援事業 経済商工観光部
中小企業支援室
35,814 35,814 生産現場改善支援(専門家派遣)(13社),生産性向上設備導入等支援(10社),現場改善セミナーの開催(1回)を実施し,県内中小企業・小規模事業者の生産性改善の取組を支援した。
28 取引拡大チャレンジ支援事業 経済商工観光部
中小企業支援室
14,321 14,321 みやぎ広域取引商談会(参加企業数:123社),個別提案会3回を開催し,営業活動強化支援事業(27件),WEB開設支援事業(25件)を実施した。
なお,宮城・山形・福島合同商談会は,新型コロナウイルス感染症の影響により中止となった。
29 事業承継支援体制強化事業 経済商工観光部
中小企業支援室
12,096 12,096 事業承継専門員の配置2人を配置し,支援機関の訪問等を通じ,事業者の事業承継を支援した。事業承継診断件数2,439件。
30 みやぎ創業支援ネットワーク構築事業 経済商工観光部
中小企業支援室
5,016 5,016 みやぎIM統括コーディネーターの設置(1人),スキルアップ研修会の実施(3回,延べ100人参加),地域交流会の開催(3回,46人参加),IM研修受講者の旅費補助(認定IM1人),IM等専門家派遣事業(2機関,のべ4回)
31 小規模事業者伴走型支援体制強化事業 経済商工観光部
中小企業支援室
16,906 10,257 セミナー開催(80回),個別指導(470件)の実施により,経営計画等を340件策定し,小規模事業者の持続的経営を支援した。そのうち,小規模事業者持続化補助金については185件が採択となった。
一覧表(単位:千円)
生産現場改善強化支援事業

生産現場改善活動支援

現場改善セミナー

1-4 人材育成促進(事業費 82,768千円,うち基金活用額 79,739千円)

技術力や生産性の向上等を支える人材を育成・確保し,本格化した企業集積の成果を地元雇用に結びつけるため,産業界から大学,高校まで一体となり,実践的な研修やものづくり産業等の認知度向上などの取組を実施し,即戦力となる人材の養成に取り組みました。

No 事業名 担当部課・室

決算額
(繰越額)

うち基金活用額

事業実績等
32 高度産業人材育成センター運営事業 経済商工観光部
新産業振興課
自動車産業振興室
2,336 2,336 「みやぎカーインテリジェント人材育成センター」(4講座(一部オンライン実施),修了生90人)において研修を実施し,高度産業人材の養成を図った。また,「みやぎ高度電子機械人材育成センター」では,新型コロナウイルス感染拡大の影響を踏まえ研修は中止とし,代替事業として先輩エンジニアとのリモート交流会を実施した(参加者21名)。
33 IT人材採用・育成支援事業 経済商工観光部
新産業振興課
12,879 12,879 県内・隣県の学生等の県内IT企業等への就業を促進するために,就職活動前の学生等を対象に県内IT産業や企業の認知度向上を目的として,県内IT企業等が共同で教育機関等と連携して行う事業に対し,その費用の一部を補助した(1団体へ補助)。また,新卒者等未経験者向けと中核人材向けに地域IT技術者育成研修をそれぞれ委託により実施した(新卒者等未経験者向け4コース計受講延べ17人,中核人材向け3研修計受講延べ113人)。
34 ものづくり人材育成確保対策事業 経済商工観光部
産業人材対策課
28,321 25,378 高校生向け工場見学会(13回,653人)の開催,DVDや広報誌を作成配布するとともに,高校等延べ31校にキャリアカウンセラーを派遣し,製造業への就職拡大や早期離職防止に取り組んだ。
35 産業人材養成教員研修事業 教育庁
教職員課
85 85 工業等を担当する教員を最先端の技術・技能を有する大学に派遣し,産業分野での最新技術を習得させ,教員の指導力の向上を図った。
36 みやぎクラフトマン21事業 教育庁
高校教育課
3,470 3,470 工業高校等13校において,企業OB等の熟練技能者による実践授業など133プログラムを行うとともに,溶接技術講習会および溶接技術競技大会を実施するなど,生徒のものづくり技能向上,企業の即戦力となる人材を養成した。
37 地学地就・地域産業の担い手育成推進事業 教育庁
高校教育課
35,675 35,590 連携コーディネーターを就職希望者の多い指定校30校に15人配置し,卒業生の職場定着や得られた職場情報からミスマッチによる離職を減らすため,卒業生の就職先などの企業訪問を延べ341回行った。
一覧表(単位:千円)
高度産業人材育成センター運営事業

みやぎカーインテリジェント 人材育成センター研修

みやぎ高度電子機械 人材育成センター研修

1-5 人材確保支援(事業費 82,751千円,うち基金活用額 82,751千円)

専門的な知識や経験を有する人材等の県内企業への環流(UIJターン)促進や企業の人材確保に向けた環境整備等を支援しました。

No 事業名 担当部課・室

決算額
(繰越額)

うち基金活用額

事業実績等
38 立地企業雇用確保支援対策事業 経済商工観光部
産業立地推進課
4,274 4,274 立地企業と合同による高校等への訪問を計62回行ったほか,立地企業10社を紹介する動画を作成し,県ホームページやYouTubeに掲載するとともに動画を収録したDVDを県内の高校107校へ配布することで周知を図った。
39 インターンシップ学生応援事業 経済商工観光部
産業人材対策課
73 73 地方創生インターンシップ事業に参加した学生12人に対する交通費等を支給し,首都圏等の大学生の県内企業へのインターンシップ実施を支援した。
40 ものづくり企業コーディネーター設置事業 経済商工観光部
産業人材対策課
18,975 18,975 ものづくり企業の雇用ミスマッチを通じた人手不足解消を図るため,企業と学校,行政機関同士をコーディネートする専門的知見を有する人材として,「ものづくり企業コーディネーター」を4人配置した(訪問件数416回)。
41 企業情報発信支援事業 経済商工観光部
雇用対策課
16,067 16,067 宮城県で働くことの魅力や県内企業の情報を県内外の学生に発信するために,民間就職サイト内に宮城県の特集コンテンツを開設した。
42 学生UIJターン支援事業 経済商工観光部
雇用対策課
9,934 9,934 県外に住む県外大学生等が,県内で就職活動を行うにあたりかかった交通費及び宿泊費の一部について,56件助成した。
43 宮城UIJターン助成金事業 経済商工観光部
雇用対策課
17,040 17,040 UIJターンによりプロフェッショナル人材を受け入れた県内中小企業等に対し16件の助成金を支給した。
44 外国人雇用アシスト事業 経済商工観光部
雇用対策課
16,388 16,388 県内中小企業と外国人留学生(専門学校生等)をマッチングするため、合同企業説明会、企業向けセミナー、留学生向けセミナー等を行い、留学生12人が県内企業から就職内定を受けた。
45 産業振興型保育施設整備緊急加速化事業 保健福祉部
子育て社会推進室
0 0 交付対象となる案件がなかったもの。
一覧表(単位:千円)
外国人雇用アシスト事業

合同企業説明会(オンライン)

企業向けセミナー

1-6 地域産業振興促進(事業費 387,523千円(繰越額 77,619千円),うち基金活用額 359,414千円(繰越額 55,643千円)

「富県宮城の実現」に向けて主体的に取り組む事業への支援とともに,地域経済を支える商業,農林水産業の競争力強化を推進したほか,新たな課題への対応など,地域産業の振興施策を機動的に展開しました。

No 事業名 担当部課・室

決算額
(繰越額)

うち基金活用額

事業実績等
46 SDGs追求型地域産業振興事業 経済商工観光部
富県宮城推進室
6,263 6,263 「働きがいも経済成長も」,「産業と技術革新の基盤をつくろう」などのSDGsの17の目標を達成するため,高校生向け企業説明会,企業紹介ガイドブックの作成等の地域産業の持続的な発展に対して寄与が期待される事業を実施した。
47 みやぎの伝統的工芸品産業振興事業 経済商工観光部
新産業振興課
2,042 2,042 国及び県指定の伝統的工芸品の需要開拓事業への補助として3事業者に対し支援した。また,(一財)伝統的工芸品産業振興協議会等が主催する展示会に出展し,販路拡大を支援した。
48 みやぎ優れMONO発信事業 経済商工観光部
新産業振興課
8,500 8,500 県内で生産された優れた工業製品の中から,技術,品質,安全安心など12項目の基準をクリアした6製品を第13回「みやぎ優れMONO」として認定し,各種の特典や支援を実施した。
49 みやぎIT商品販売・導入促進事業 経済商工観光部
新産業振興課
12,815 12,815 優良なIT商品2社2商品をみやぎ認定IT商品に認定し,展示会出展などにより販路拡大等を支援した。また,地域産業が求めるIT商品の開発(3社3商品)及び改良(4社4商品)に対して補助を行った。
50 みやぎIT市場獲得支援・形成促進事業 経済商工観光部
新産業振興課
15,455 15,455 大学への技術者派遣を行う県内IT企業に対して補助金を交付し,新規業務獲得に向けて支援した。(2社3人)また,県内における先進的なAI・IoTを活用したビジネス創出の支援を実施した。(3件)
51 次世代自動車技術実証推進事業 経済商工観光部
自動車産業振興室
568 568 環境負荷の少ない電動モビリティを活用した実証事業(2町)に対して補助金を交付したほか,関係機関との調整など側面支援を行った。
52 ユニバーサルデザインタクシー普及促進事業 経済商工観光部
自動車産業振興室
3,200 3,200 ユニバーサルデザインタクシーを導入するタクシー事業者等(8社)に対して補助金を交付(10件)し,ユニバーサルデザインタクシーの普及及び利活用を促進した。
53 次世代型商店街形成支援事業

経済商工観光部
商工金融課

4,848 4,848 時代に適合した商店街を構築するため商店街の将来ビジョン形成(2団体)を支援するとともに,その課題を解決するための事業(ハード事業2団体)を支援し,商店街の活性化に取り組んだ。
54 商店街NEXTリーダー創出事業 経済商工観光部
商工金融課
4,949 4,949 商店街活動を持続していくため,セミナー開催(修了者9人),トライアル事業の助成(10団体)を行い,若手や女性リーダーを育成することにより,各地域の取組事例を共有し,交流を深め,商店街活性化に向けた機運を高めた。
55 買い物機能強化支援事業 経済商工観光部
商工金融課
2,817 2,817 買い物弱者対策のため移動販売車運行など新たな販売手法の取組(2事業者)を支援し,地域の買い物機能強化に取り組んだ。

56

販路拡大推進支援事業 経済商工観光部
商工金融課
3,850 3,850 個別商談会(バイヤー延べ6社80商談),集団型商談会(同延べ6社110商談),商品マッチング事業(同延べ3社42商談)等の開催を支援し,県内商工業者の販路回復・拡大に取り組んだ。
57 外国人観光客受入環境整備促進事業 経済商工観光部
観光課

2,566

2,566

宿泊施設や住宅宿泊事業に供する施設に,無料公衆無線LAN設置を行った事業者に対し補助金を交付し,外国人観光客にとって快適な旅行環境の整備に取り組んだ。(交付決定件数4件)
58 教育旅行誘致促進事業 経済商工観光部
観光課
313 313 修学旅行等の教育旅行の誘致を促進するため,関係機関と協力・連携し,北海道において,旅行会社や学校教員を対象とした説明会を実施した。
なお,新型コロナウイルスの感染拡大の影響より,北海道地区,中部以西地区の学校教員等を対象としてモニターツアーを中止した他、参加予定であった関東・九州でのセミナー・キャラバンも中止となった。
59 みやぎ観光戦略受入基盤整備事業 経済商工観光部
観光課

90,165
(48,834)

62,056
(26,858)

蔵王国定公園内トイレの改築,湯浜線歩道及び船形山登山道の整備
60 県内製造業ニッチトップ海外展開事業 経済商工観光部
アジアプロモーション課
2,800 2,800 デザイン分野で海外販路開拓に取り組む県内企業を支援するため,日本貿易振興機構(ジェトロ)仙台貿易センターと連携し,英国等4か国のバイヤーとのオンライン商談会を実施した。(8社参加,16商談を実施)
61 東南アジアとの経済交流促進事業 経済商工観光部
アジアプロモーション課
3,918 3,918 マレーシア・インドネシア・ベトナムにおけるコロナ禍の経済状況等に関する月次レポートの作成などの基本業務に加え,個別業務として販路拡大支援としての取引先候補のリストアップや,オンライン商談設定等の支援を行った。(計10社)
62 外国人観光客誘致促進事業 経済商工観光部
アジアプロモーション課
15,513 15,513 台湾,北京,上海に設置しているサポートデスクにおいて,現地での情報発信を行ったほか,台湾向けFacebookページにて,県内観光情報発信の強化を図った(フォロワー数は13万人を超えた)。
63 水素ステーション導入促進事業 環境生活部
再生可能エネルギー室
62,507 62,507 県内における水素エネルギー利活用推進を図るため,民間事業者が行う商用水素ステーションの整備(1基)に対して支援を行った。
64 水素エネルギー産業創出事業 環境生活部
再生可能エネルギー室
242 242 水素・燃料電池関連産業セミナーを1回開催し,事業者等を対象に関連技術に関する情報を提供した。
65 アグリビジネス経営確立支援事業

農政部
農業振興課

136,302
(28,785)
136,302
(28,785)
次世代トップリーダーを対象とした講座(8人受講)や組織力向上のための社員研修支援(6社),専門家派遣(14経営体,80回)による経営課題の解決を支援した他,施設整備への助成(2件)を実施した。
66 仙台空港600万人・5万トン実現推進事業 土木部
空港臨空地域課

7,890

7,890

新型コロナの影響からの航空需要回復とコロナ収束後の航空旅客の拡大に向け,利用客の増加が期待されるLCCと連携し,トライアルバリア(拒否感・不安感)の払拭を目的として,航空会社のメディアを活用したPRや県内の観光情報をまとめたデジタルマップを作成しLCCの利用促進に取り組んだ。
一覧表(単位:千円)
販路拡大推進支援事業

個別商談会

セミナー(販路開拓塾)

震災対策パッケージ(事業費 255,185千円(繰越額 36,340千円),うち基金活用額 254,222千円(繰越額 0円))

「震災対策パッケージ」では,近い将来に発生が確実視される宮城県沖地震に備え,災害に対応する産業活動基盤の強化や防災体制の整備など,県民や企業の地震被害最小化のための施策を展開しました。

2-1 災害に対応する産業活動基盤の強化(事業費 233,772千円,うち基金活用額 233,772千円)

多くの県民が利用する施設の耐震化を推進するなど,災害時における県民生活の安全と経済活動の確保を図りました。

No 事業名 担当部課・室

決算額
(繰越額)

うち基金活用額

事業実績等
67 特定建築物等震災対策事業 土木部
建築宅地課

0

0

新型コロナウイルス感染症拡大の影響から,補助対象事業者が耐震化事業のスケジュール見直しを行い,事業着手を延期したため,令和2年度の事業実績が無かったもの。
68 小学校スクールゾーン内ブロック塀等除却助成事業 土木部
建築宅地課
3,658 3,658 小学校のスクールゾーン内の危険なブロック塀等の除却工事に対する助成事業を行う市町村に対して,市町村負担分の一部を補助し,危険なブロック塀等の除却の促進を図った。(14市町126件)
69 小規模防災機能強化補助事業 教育庁
施設整備課
5,326 5,326 市町村が実施する小中学校施設の防災対策事業(非構造部材の耐震対策工事)に要する経費の一部を補助し,耐震化の促進を図った。(3市町5校)
70 高等学校等非構造部材震災対策事業 教育庁
施設整備課
224,788 224,788 県立学校6施設において、柔剣道場や講堂の天井材や照明器具等の非構造部材の撤去・改修工事を実施し,学校利用者の安全の確保を図った。
一覧表(単位:千円)
高等学校等非構造部材震災対策事業

講堂天井改修

2-2 防災体制の整備(事業費 21,413千円(繰越額 36,340千円),うち基金活用額 20,450千円(繰越額 0円))

東日本大震災などの大規模な地震の教訓を生かし,地域や企業の防災対策の中心となる人材を養成するほか,災害警備活動の拠点となる警察施設の電源施設整備や緊急輸送道路の確保のために必要な災害対応型交通安全施設の整備など防災体制の充実を図りました。

No 事業名 担当部課・室

決算額
(繰越額)

うち基金活用額

事業実績等
71 私立学校施設設備災害対策支援事業 総務部
私学・公益法人課
293 293 私立学校施設(1校)の防災機能の強化に要する経費の一部を補助し,防災対策を支援した。
72 防災指導員養成事業 総務部
危機対策課
8,624

8,624

防災指導員養成講習の地域防災コースを10回(394人受講),企業防災コースを1回(43人受講),フォローアップ講習の地域防災コースを11回(268人受講),企業防災コースを1回(27人受講)実施するなどし,地域・企業における防災知識の習得を図った。
73 自主防災組織運営体制強化事業 総務部
危機対策課
9,992 9,992 自主防災組織の体制強化を促進するため,先進的・先導的な取組を行い他の模範となる24団体に対し,防災資機材購入経費及び防災研修等の開催にかかる経費について助成した。
74 災害用石油製品備蓄事業 総務部
危機対策課
1,541 1,541 東日本大震災における燃料不足の教訓を踏まえ宮城県石油商業組合・宮城県石油商業協同組合と締結した「災害時の石油製品の備蓄に関する協定書」に基づき,揮発油等の石油製品を災害対応型中核給油所37か所及び小口燃料配送拠点5か所で適正な備蓄及び管理を行うための経費の一部を支援した。
75 警察施設震災対策促進事業 警察本部
装備施設課

963
(36,340)

0
(0)

警察署庁舎1か所に非常用発電設備を整備し,防災体制の充実を図った。
なお,令和2年度事業より,財源に県債を充当することになったため,みやぎ発展税の充当はなくなった。
一覧表 (単位:千円)
防災指導員養成事業

防災指導員養成研修

防災指導員養成研修

お問い合わせ先

富県宮城推進室 

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号

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