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近年,これまでにない大雨などの被害により,多くの山地災害が発生しており,人命や財産に甚大な被害が及んでいます。そのため,日頃から自分達が山地災害の危険と隣り合わせで生活していることを気に掛け,山地災害の危険性がある場所を知っておくことは,とても大切なことです。
県では,災害の未然防止に役立てることを目的に,人家や公共施設などに被害を与えるおそれのある場所を調査し,地形や地質から危険度を判定することで,一定基準以上の場所を「山地災害危険地区」として設定し,情報を公開しています。
山地災害危険地区は,3種類に区分されます。
危険地区・危険箇所等の名称 | 概要 | |
---|---|---|
山地災害危険地区 | 山腹崩壊危険地区 | 地形(傾斜,土層深),地質,林況等から見て,山腹崩壊により,人家,公共施設に被害を与えるおそれがある地区 |
地すべり危険地区 | 地すべりが発生している或いは地すべりが発生する恐れがある区域のうち,公共施設等に被害を与えるおそれのある地区 | |
崩壊土砂流出危険地区 | 地形(傾斜,土層深,傾斜勾配),地質,林況等からみて山腹崩壊等により発生した土砂が土石流となって流出し,人家,公共施設に被害を与えるおそれのある地区 |
登米市内の民有林では,平成29年度末現在で115箇所が山地災害危険地区として設定されています。
危険地区分 | 危険地ランク | |||
---|---|---|---|---|
A | B | C | 計 | |
山腹崩壊危険地区 | 11 | 16 | 3 | 30 |
地すべり危険地区 | 0 | 0 | 0 | 0 |
崩壊土砂流出危険地区 | 29 | 55 | 1 | 85 |
計 | 40 | 71 | 4 | 115 |
宮城県内の山地災害危険地区の詳細な情報は,森林整備課ホームページでも公開しています。
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