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※石巻産オリーブについてはこちらをご覧ください。
平成29年1月30日,石巻市や生産団体などが,復興庁や県,宮城大学などで構成される「石巻市北限オリーブ研究会」を設立し,総会を開催しました。
石巻市では,平成26年度から東日本大震災からの復興樹としてオリーブの実証栽培に取り組んでいます。従来,オリーブ栽培地域の北限は北関東と言われていましたが,平成28年には石巻市のオリーブも見事結実し,生育北限がさらに北上することとなりました。これまでの成果を踏まえ,石巻市でのオリーブ栽培の可能性が見えてきたことから,新たな特産品となりうる果樹「オリーブ」を,産学官民のネットワークを構築し地域ブランドとして着実に育成するために,「石巻市北限オリーブ研究会」が設立されました。この研究会は,栽培技術・生産向上,特産品開発・6次産業化推進,震災復興活用をそれぞれ推進する3つの部会から構成されます。
石巻市におけるオリーブ栽培を支援し続けてきた「(株)アライオリーブ」の荒井代表園主からは,「オリーブで復興支援をしたいという思いで香川県から宮城県に来た。オリーブは他の果樹に比べブランド化の幅が広いため,この樹木を石巻の新しい特産品とし,地元での雇用創出に繋げられたらよい。」とお話がありました。また,当研究会の会長に選出された石巻市の阪井復興担当審議監は「復興実現の主役として尽力する地元の人々を全力でサポートしたい。」とあいさつを述べました。
荒井代表園主によるあいさつ
設立総会の様子
総会後は,荒井代表園主の説明を受けながら,参加者がオリーブの枝を用いた冠づくりを行いました。東京オリンピックでオリーブの冠をメダリストに贈り,復興をアピールする構想があるとのお話がありました。
冠づくりの様子
オリーブの冠
平成29年春,石巻市の北上地区と雄勝地区でオリーブの定植が行われる予定です。
※石巻産オリーブについてのお問い合わせは「石巻市 産業部 農林課」(TEL:0225-95-1111 内線3553)へよろしくお願いいたします。
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