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令和2年3月4日,石巻市を事務局とする研究会は,オリーブの剪定指導を実施しました。
前回の管理指導の際は石巻農業改良普及センター職員より剪定の指導を行っていますが,今回は(株)アライオリーブ代表荒井氏を講師として,改めて確認と指導を行ったものです。
(荒井代表の挨拶)
(指導の様子)
剪定の目的として,オリーブの木の風通しを良くすることが挙げられます。
上方向に伸びている枝など,切るべき枝を見極めて剪定を行うことで,オリーブの木の中央部に空間を作ります。
(剪定の様子)
剪定の他,紐で枝を引っ張り,枝の方向を斜めにすることで,空間を作る方法もとられます。
荒井代表の指導の下,枝を紐で引っ張る作業も行いました。
(枝を紐で引っ張り,向きを変える作業の様子)
風通しを良くすることで病害虫の発生を軽減することが出来ます。
また,太陽光がより多くの葉に万遍なく当たるようになります。
(作業が完了した木:木の中央に空間が出来ました)
地区営農者をはじめとした研究会会員の不断の努力により冬を乗り越えた石巻のオリーブは,東日本大震災からまもなく9年を迎える石巻市の復興の象徴として,今年も生き生きと茂り,昨年を超えてゆたかな稔りをもたらすことが期待されています。
※石巻産オリーブについてのお問い合わせは,「石巻市産業部農林課」(TEL:0225-95-1111内線3553)へよろしくお願いいたします。
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