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令和2年8月19日,石巻市を事務局とする研究会は,オリーブの管理指導を実施しました。
研究会では石巻市の各地に所在するほ場を巡回するかたちで管理指導を行っており,当部職員は大川地区での管理指導に参加しました。
管理指導は,株式会社アライオリーブ代表の荒井氏に講師を務めていただき,実施しました。
大川地区のほ場
オリーブの木:人の背丈を超える高さです。
(前の写真に映り込んでいる軽トラックと比較すると,木の大きさがわかりやすいです)
今回の管理指導では,ハマキムシによる虫害への対策について説明いただきました。
今回の指導に先立って当ほ場ではほ場を管理する法人により薬剤散布が行われており,ハマキムシによる虫害や,ハマキムシの産卵はごく少ないものでした。
指導の様子
荒井代表いわく,「葉の色もよく,非常によい状態が続いている。」とのことでした。
ハマキムシの卵
(卵が見つかった場合は葉ごと取ってしまい,足で踏み潰すなどして対処します)
オリーブの加工に際して,注意する必要がある点などについて荒井代表より説明いただきました。
また,オリーブを活用した新漬けについても説明いただきました。
一通り説明が終わった後,参加者からは積極的な質問が挙げられ,充実した指導となりました。
8月19日現在のオリーブの実
現在は小指の爪ほどの大きさのオリーブの実は,収穫時期には一般に約2倍の大きさ,約3倍の重さまで成長します。
追波湾から流れ込む潮風を受け,地域の愛情のもとに育つ石巻のオリーブは,11月上旬に予定されている収穫へと向けて着々と成長を続けています。
※石巻産オリーブについてのお問い合わせは,「石巻市 産業部 農林課」(TEL:0225-95-1111 内線3553)へよろしくお願いいたします。
お問い合わせ先
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