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開催日 令和6年12月11日(水曜日)
場 所 議会庁舎3階 控室
11月21日に開会しました11月定例会は、21日間の会期を終え、本日閉会いたしました。
一般質問においては、9月定例会で可決された宿泊税の導入に向けた周知・広報などに関することや、知事から精神医療センターの名取市における建替方針が示されたこともあり、4病院再編に関することについて多くの議員が取り上げました。
また、国の総合経済対策に対応して、補正予算が追加提案されました。物価高に苦しんでいる県民の皆様や事業者の方々に一刻も早く支援の手が届くよう、本定例会中に、迅速に審議を行い、原案どおり可決しました。
意見書については、消費者被害に対応するため、「地方消費者行政の拡充・強化を図るための措置を求める意見書」を可決しました。
議員提案条例については、3件可決しましたが、このうち、「宮城県飲酒運転根絶に関する条例の一部を改正する条例」については、これまで規制の対象となっていなかった自転車の飲酒運転についても、本条例の対象としたものです。これを機に、自転車を含めた飲酒運転の根絶に向け、取組が一層進むことを期待しております。
加えて、今定例会では、5つの調査特別委員会を設置しました。大震災からの復興対策等を推進するため「大震災復興調査特別委員会」を継続して設置したほか、「地域交通対策調査特別委員会」、「鳥獣被害対策調査特別委員会」についても、昨年に引き続き設置しました。
そのほか、新たに、引きこもり・不登校に関して調査する「子ども・若者支援対策調査特別委員会」、輸出拡大に向けた生産等に関する課題について調査する「県民所得向上対策調査特別委員会」を設置しました。いずれも県政において重要な課題となっているテーマですので、集中して調査を行い、関係諸施策について、しっかりと審議ができるよう、各委員会の今後の活動に期待しているところです。
現在、2つの議員提案条例案について、パブリックコメントを募集しております。
1つ目は、「みやぎ食と農の県民条例の改正案」です。この条例は、制定から20年以上が経過しており、我が県の農業を取り巻く情勢が大きく変化していることから、見直しを検討しているものです。
2つ目は、「(仮称)宮城県がん対策推進条例案」です。がんに罹患しても健康で安心に暮らすことができる社会の実現に寄与することを目的として、今回新たに制定しようとするものです。
募集期間についてですが、みやぎ食と農の県民条例の改正案については、12月23日月曜日まで、宮城県がん対策推進条例案については、12月26日木曜日まで、御意見を募集しておりますので、報道機関の皆様におかれましても、積極的な周知について御協力をお願いします。
私からは、以上でございます。
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